長島茂男は自分のことを天才・スーパースターと思って、それは実現している。
[思い描けば、それは実現する。]
日本人は突然!そんな考えを信じ始めている。
それは願望かも知れない。根拠は希薄でも「そう思いたい!」という気持ちが働いて、そんな考え方を、し始めている。
どうして、そんな考え方をするのかは、その時代の人が、そんな考え方に救いを求めているという思いが、まずあって!
「そう思いたい!」という先入観で見れば、そう見える。
答えは科学的ではなく、願望に過ぎない。
「人の思考力は、案外、そんなものかも知れない。」
考える時に「それは科学的なのか」「正しいのか」と冷めて気持ちでは思い付かない!
むしろ「そうなら良いのに!」という思いに、すがり付いて、あっさりと正当化されてしまった。
学者は客観的で科学的な考え方をしているはず!と考えるのではなく、個人的な事情で、そう思いたかった、それは恣意的で感情的な気持ちに背中を押されて、そしてそんな考えは[負のエネルギー]に満ちている。
しかし彼らは優秀で、理性で感情論を軌道修正している。
イノベーションは技術革新で、テストのような現状維持能力とは正反対な能力で、それは「特別な才能がないと出来ない。」と言うのなら、我々はギブアップするしかない。
我々にも出来る方法でやるしかない。
スウイフトは体制に批判的な気持ちから、気付けば妄想をしている。
社会に対して皮肉が言いたくて『ガリバー旅行記』を書いている。
彼は、そんな感情的な[負のエネルギー]で筆が止まらなくなってしまった。
そんなスウィフトの体制批判と、それとは正反対に日本人には『錦の御旗』は絶対的な価値観で、それについて行こうとする。
日本人は皆について行こうとして、『錦の御旗』から離れていくことは有り得ない。
そして、その判断は従属的で主体性がない。
それは欠点かも知れない。
しかし[さっして]空気を読んでいる。
そこまでの洞察力は、もうテレパシーと言っても良いのかも知れない。
欠点も、度が過ぎると能力になるのかも知れない。
欠点の向こう側に可能性があるのかも知れない。
医師のアスペルガーは、学習障害児の中に、一つのことに異常な関心を示す子がいる「どういうことなんだ?」
医師のアスペルガーも疑問に捕まってしまった。
医師のアスペルガーは「分からない?」という疑問から逃れられない。
「分からない?」と行き詰って、彼は仮説を立てて、学習障害児への理解は進んでいる。
そんなアスペルガーとは正反対で、アメリカではスティーブ・ジョブズやロックフェラーのように性格の悪い人間が成功している。
どうも、感情という負のエネルギー(破壊)とイノベイション(創造)は無関係ではないような気がする。
人は二段ロケットで考えているのかも知れない。
感情的な偏見で他人を見たり、被害者意識で批判したり、一段ロケットは感情的な[負のエネルギー]で満ちている。
スティーブ・ジョブズは親に見捨てられ、ロックフェラーはユダヤ人で、現状に対して否定的な感情がこみ上げてくる!
怒りを抑えられなくなったり!
逆に、同情心から、落ち込んだり!
能力は、感情の生まれ変わりなのかも知れない。
それを理解するためには、彼らを感情的にさせる経歴に注目すべきなのかも知れない。
イノベーションに必要な一段ロケットは科学的ではないような気がする。