天才数学者のアラン・チューリングは発達障害で、しかも同性愛者でガラパゴス諸島のように社会から隔絶して自己完結型の思考をしていたのかも知れない。
彼は心を閉ざして自分の殻の中に閉じこもっていたのかも知れない。
早朝のNHKラジオで「学習障害のある子の中に理数系で優れた才能をしめす子がいる。」という話を聞いて、これは大きなヒントを与えてくれるのかも知れない。
人は「こうなら良いのに!」と夢を膨らませて妄想をしている。
現実には起こり得ない妄想に、多くの時間を費やしている。
そして妄想はガラパゴスに生息している動物のように独自の進化をして、とても人には話せない妄想をしている。
しかし「人がものを考えるということは、そんなものかも知れない。」
発達障害。
そんな自分の殻に閉じこもる時間は「誰にでも、あるなぁ~。」
そしてそんな非現実的な妄想に才能なんか必要ない。
アラン・チューリングのような天才数学者と、我々がものを考える姿は同じ様なものかも知れない。
人の思考力のキーワードは[現実離れした想像][考え続ける持続性]そして「こうなら良いのに!」というイメージ力、しかしそんなものは誰にでもある!
しかし、日本の教育はテストを繰り返して模範解答を即答することを求めている。
そして「これが模範解答だな!」と勘の働く子が優等生になっていく。
そうではなく[現実離れした想像][考え続ける持続性]そして「こうなら良いのに!」というイメージ力、それは模範解答にピントを合わせる思考とは正反対に孤立化して模範解答に背を向ける方向性で、ガラパゴスの動物のように独自の進化をしていく!それは模範解答とは対極にある。
そして「学習障害児に天才がいる。」という話を耳にして、もっと研究が進めば日本の教育も決定的に変わるような気がする。
NHKのTV番組で、ストレスを解消する方法を自分で見つけ出して、その方法でストレスを解消するという内容だったけど、自分にも思い当たることがある。
確かに無意識にストレス解消をして効果をあげている様な気がする。
こみ上げてくる思いがあって、それは怒りだったり、そしてあふれ出てくる言葉があって、そんな時にTVやラジオで飛び交っている話を聞きながら「これで説明できるかも知れない。」と思えて、そして自分なりに説明できた時、スッとストレスは解消して消えていくような気がする。
実際、ある女性と話して、スッとトラウマが消えていく体験をしたことがあって「きっと彼女の子供たちは精神的な柱がしっかりとできているんだろうなぁ~。」と、いつも感じている。
ただ「彼女の子供達は哲学者には、なれないなぁ~。」とも思う。
アラン・チューリングは発達障害で、しかも同性愛者で、彼は自分を守るために心を閉ざして、自分の殻の中に閉じこもっていたのかもしれない。
そんな時、人は「こうなら良いのに!」と妄想している。
そんな妄想は[現実離れした想像]だったり![考え続ける持続性]だったり!
しかし、そんな妄想をしている時は、誰にでもある。
妄想は孤立した状態を楽しんでいる。
それは無意識のうちにストレスを解消する方法を見つけ出しているのかも知れない。
自分にも、人には言えない妄想をする時があって、その延長線上で考えていることが多く「なんとなく理解できる。」
当時のイギリスでは同性愛は犯罪で、彼は警察に逮捕されて精神病の治療を受けさせられて、そして彼は自殺している。
アラン・チューリングは法則を見つけ出した時、スッとストレスは消えていったのかも知れない。