イチロー 11 | エイジのブログ

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イチローは、投手が腕を振って投げてから、打つポイントまでを切り取って「2の~3」というリズムで合わして、タイミングはピッタリと合っている。


投手が腕を振って投げたボールがポイントまで!そこだけを切り取った「2の~3」のリズムは、アーム式のピッチングマシンに起因している。


従来の考え方では、踏み込みは勢いをつけることにのみ意味があって、軸足でアクセルを踏むことばかり考えていた。


そんなこだわりから、イチローの振り子打法の、ゆっくり感が理解できない!


しかし踏み込みで勢いをつけようとすれば、するほど!投手の「1・2の~3」というリズムの間延びと、打者のリズムが合わなくなってしまう。


投手の投げたボールを流れとして捉えられず、打つポイントだけを見ていると、ボールを速く感じてしまう!


打つポイントだけを見ると、実測よりも速く感じてしまう。


しかしイチローは投手のリズムを「2の~3」で捉えている。

つまり「2の~3」という、ゆっくり感で捉えている。

そんな、ゆっくりとしたリズムで150kmの速球も、それほど速く感じていない。

それに「2の~3」のリズムは150kmの速球から120kmの変化球までカバーできる。

そして、いろんな投手の投げたボールがポイントまでの「2の~3」のリズムは、皆同じ。


全ては「2の~3」のリズムで捕捉できる。


なによりもイチローは「2の~3」のリズムで、他の打者よりも少しだけスローモーションに感じている。


皮肉にも踏み込みで勢いをつけようとすれば、する程!投手とのリズムが合わず、結果的にポイントだけ見ることになってボールが実測よりも速く感じてしまう!


踏み込みで勢いをつけようとすれば、するほど!投手の投げた球が速く見える!


イチローは「2の~3」のリズムで捕捉して、他の打者よりもスローモーションに見えている!イチローの世界はある。


イチローからバッティングのコツを会得するためのキーワードは[リズム]だったり[間延び]だったり、そして[ちょっとだけスローモーション」かも知れない。

その[ちょっとだけスローモーション]に、ボールが見えて、タイミングの合わせやすさがあるのかも知れない。