第二のイチローを育てる方法があるのかも知れない!
イチローは小学生の頃バッティングセンターにかよっていたらしい。
以前TVで高齢者が毎日のようにバッティングセンターにかよって、しかもホームランを打つというシーンを見たことがあるけど、ピッチングマシーンだと一度セットすれば、同じ球種の球が同じコースに何球でもくるので、コツさえつかめば高齢者の力でも打てる。
イチローもバッティングセンターでマシン相手にバッティング練習をしていたので、コツをつかんだみたいで、それが間延びのあるリズムで、マシーン相手の練習では、必ず同じ球がくるので自然に、そんなリズムが身に付いたのかもしれない。
そして意外にも、そんなリズムは投手相手にも通用している。
時々聞く話で「Aというピッチャーには合うけど、Bというピッチャーには相性が合わない!」
やはりピッチャーによっては、ちぐはぐでリズムが合わない!
しかし投手の「1・2の~3」のリズムには、微妙な個人差はあっても、基本的には同じリズムで、打者は「2の~3」で、後は微調整すれば合わせることができる。
何よりも「2の~3で合わせる。」あの間延びのあるリズムには幅があって投手の投げたボールが打つポイントまでをリズムで捉えているので、ボールがとぶ球筋が見えることでイチローの選球眼につながっている。
どうしても、投手の投球フォームや球種やコースに惑わされて、コツがつかめない!
審判が走者の走る様子を見ることでベースを踏む瞬間が見えて、アウト・セーフの判断ができるように、あの間延びのあるリズムは投手の投げる様子から打つポイントまでをリズムで捉えることで、タイミングの合わせやすさにつながっている!
投手とのリズムが合わなくて、打つポイントだけを見てると130kmの直球でも、早く感じてしまう。
バッティングの調子のいい時は、ボールがよく見える!
イチローの、あの「2の~3」リズム感は投手のリズムと同じで、ボールがよく見える!
それが調子の良し悪しというムラをつくらない、常に調子の良い状態を保ち続けることが好成績につながっている。
イチローは、ピッチングマシーンで同じスピード、同じコースのボールを打っていたので、打つ[コツ]をつかんで、意外にも、それが実戦でも応用出来ている。
TVでプロ野球を見てるとタイミングの合わせ方が、かなり具体的に進歩しているみたいで、少年野球でバッティングを教える時、マシーンで一定の球を「2の~3のタイミングで打ちなさい。」と、教えることでイチロー二世を育てることができるのかも知れない。