ノーベル賞 8 | エイジのブログ

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長嶋茂雄のプラス思考はスポーツマンには必要な才能と評価することもできるし[能天気]と批判的な見方もあたっている。


TVでイギリス人の批評家の分析を聞くと、評価はきびしい。

特にイギリス人は、底意地悪く追求して妥協しない。

そんな皮肉屋の冷ややかな性格が、イギリス人の評価能力につながっている。


それに比べて調和を求める日本人は、批判的な見方があまく、評価能力に弱さがある。

大学入試のペーパーテストが象徴的で、常識にとらわれて、型破りで規格外の才能が育たない。


多くの日本人はYESマンで、NOが言えない!

そして日本では周囲と歩調が合わせられない人間は、空気が読めないと批判されてしまう。

常に周囲に合わせて、周囲の意見を肯定して否定しない、偏った考え方をしている。


日本も時代が変わって、最近では日本人は自分達をほめたがっている。

そんな時代に自分を天才と褒める長嶋茂雄の性格に価値を感じ始めている。

[能天気]と批判していた彼の性格は逆転して[プラス思考]と評価されている。

否定的な皮肉屋のイギリス人と違って、周囲に迎合して肯定という一方方向の思考回路で考える日本人の中から新しい価値観が生まれている。


精神を病んだ画家や自殺者の多い小説家のように才能のある人は欠点に共通点があることが多い。

それに才能は独創的で個性的で規格品ではない。


人の評価能力で、欠点にしか見えなかったものが才能に思えてくる。


欠点さえも肯定する!そこまでのYESマンなら、それは優れた理解能力といえる。

それは野球でも「高めに投げるな!という常識が、速球は高めに投げた方が打たれにくい。」と欠点を肯定したことで才能が見えてくる。

それに長嶋茂雄を[能天気]と否定的な見方も、誰言うとなくプラス思考はスポーツマンには必要な才能と評価されている。


野球では、欠点を肯定することで初めて才能が認識できるのに!

それは「×を○にする」ことで価値観は広がっているのに、大学入試では古い常識しか評価しない!

[×を○にする]ことで才能は見えてくるのに! 


最近は日本もすっかり右傾化して隣国に対して疑いの目で見ている。

隣国を[×]という見方をしている。


やはり評価能力には、日本人のような孤立化を恐れて周囲に迎合してNOの言えない偏った判断とか、イギリス人の様な皮肉屋の否定的な見方のように、かなり極端な考え方をすることで初めて認識できるのかも知れない。


「話に、リアリティーを感じる!」

それは一方方向に肯定していたり、それとは反対に徹底的に否定していたり!

人の話にリアリティーを感じるのは、その人が極端に主観的な見方をしているから!そして、そんな極端な見方は、性格のゆがみで欠点なのかも知れない。

しかし正確さに価値のあるコンピューターには、芸術家の過剰反応する才能や日本人の本音と建前が理解できず会話が成立しない。


日本のペーパーテストでは、そんな極端に主観的な意見は評価されない。

その結果、自分の意見のないリアリティーを感じない東大生が生まれている。