王貞治の一番目立つのは前足でそれはイチローも同じ。
しかし二人だけでなく、ほとんどの打者の前足は個性的で、しかもそれは悪目立ちをしている。
前足でタイミングを合わせるにしても、上げた前足が着地する瞬間がコントロールできればタイミングが合ったり、前足を上げた瞬間[間]を入れることでタイミングが合わせたり、上げた前足を下ろすリズムでタイミングを合わせたり、いろんな考え方ができる。
元々前足の使い方についての野球理論はなく空白地帯で、王貞治も迷いからあの形が生まれて、リズムは毎年のように変化している。
やはり「踏み込みは、勢いをつけることでのみ意味がある。」という理想と、しかし現実は[間]を入れてブレーキを踏む方がシックリくるという、理想と現実が正反対なので分からなくなってしまうのかも知れない。
軸足へのこだわりはあっても、以前は前足に野球理論はなく空白地帯で前足からは不安感しか感じられなかった。
しかし前足の使い方は、それだけ伸びしろも大きく、他人よりも先んずれば優位性が生まれる可能性がある。
そのためにも創造する理解力が必要!
分数の割り算をPCで検索して感じるのは、正確な解釈にこだわっている。
技術論だけでは、やはり意味が分からない。
むしろ「たまむすび」で説明していた、壁とペンキの計算のように話を膨らませて物語を創造することで理解できるのかも知れない。
分数の割り算は技術論で肯定しようとする現状維持では、伸びしろがなく応用力につながらない。
王貞治の一本足打法のように、話を創作することで伸びしろが生まれて応用できるようになるのかも知れない。
