ドライブについて | 大館健球会

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観光のドライブではありません。卓球のドライブの話です。

場合にも寄りますが、ドライブは下からは打ちません。

こうならないように打ちます。下から打つと右足に体重が乗ったままで体が開き、次のボールに対応が出来なくなります。下からボールが上がってくると相手コートでボールが弾んで打ち込まれます。そういう時はボールを曲げて打ちます。縦のバウンドではなく横にバウンドするように打ちます。あまり良い打ち方ではありません。

この子は克服して不動のチャンピオンになりました。向こうのカットマンも常連のベスト4です。この2人の決勝も幾度となく見ました。

小生はこのように台上のドライブを教えます。高い位置でドライブすると相手コートであまりバウンドせず沈み込むように抜けていきます。高い位置からドライブが来ると相手は取りにくいです。下から上がってくるドライブは軌道が分かり、待たれて上がりっぱなを打たれます。後ろの球拾いの子もじっくり話を聞いています。だからベスト4に食い込んできます。

スポ少の先生達はこのように高い位置でのドライブを教えます。右膝から左膝に体重を移動して打ちます。

だから膝は下から上へ動くのではなく、平行に右から左に動きます。

右足で床を蹴って、左足でブレーキをかけて、また戻ります。

この子も下から打たず後ろに引いて前に打ち込みます。脇が締まって膝と腰をひねってます。下から手が出ないので右肩が下がりません。手だけを後ろに引いているのではなく、体をひねっているので手が後ろに引いているように見えます。タメもいいです。最高の形です。

この子もチャンピオンです。これだけの技術なら当然チャンピオンです。全員に同じ事を同じように教えています。でもチャンピオンになるのは1人です。ベスト4は調子の良かった子が食い込んできます。

もう3月です。スポ少に入らないとドンドン遅れていきます。小学生からでも早くスポ少に入らないと難しい技術が身についていきません。お父さんお母さんが個人練習してもなかなか上達は望めません。いろんな面で。いろいろな練習場に武者修行もいいかもしれません。

先ずは新鮮な気持ちでスポ少に溶け込んで、先輩達のすごさを目の当たりにして気持ちを高揚させることです。強くなりたい気持ちにさせることです。