美誠が負けたか | 大館健球会

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不思議な勝ちってありますが、不思議な負けはありません。

なんで勝てたんだろうって思う勝ちがあります。強い相手なのに自分は何もしてなくても勝っちゃう時があります。でも、なんで負けちゃったんどろうって思う時もあります。格下なのに勝てないことがあります。

勝ちには理由はありません。相手が自滅した時です。

負けには理由があります。大体は気持ちです。勝てる時は何をしても勝てますが、負ける時はいろいろ考えたり、普段しないことをしたり、平常心で戦えなくなり自滅します。相手が調子がいいのではなく、そういう返球をしてしまったりします。

小生はヘタなので、相手の自滅を待ちます。小さいフォームで頑張ってつないで、フォアやバックに回して相手に失敗してもらいます。自分の出来ることを精一杯やって負けます。自分よりヘタな相手と戦うときも謙虚に、自分はヘタなので火だるまにしてくれって打ち込んでもらいます。カットマンなので。で、相手に自滅してもらいます。高い返球をしてしまっても、どうせ相手がスマッシュミスしてくれると信じてボールを追います。

気持ちの持ちようは、全日本選手も僕らも同じです。

誰と当たっても、自分の卓球を貫く選手が勝ちます。負けられないとか、勝ちたいとか、こんなはずじゃぁないって思ったら、足が動かなくなり、小手先だけで打っちゃいます。とたんに打点が遅れてオーバーします。相手のコートに下降していくボールが打てなく、まっすぐ飛んで行っちゃいます。もうコーチの話は聞こえません。

挑戦者の気分で、当たって砕けろの精神が持てなければ試合終了です。相手を見ないでボールを無心になって打ち返すことです。9-9になってからの勝負と序盤から考えて落ち着いて戦うことです。

たぶん美誠は自分を見失ったな。疲れたとかいろいろ言い訳してますが、負けを正当化する醜い姿です。卓球が楽しくなかったら止めればいいし。オリンピックのための卓球になってます。自分の戦型も試合の組み立ても出来なくなったのでしょう。周りが何を言っても、もう聞かないでしょうから。

オリンピックばかり目指すから勝てないのです。