「イキマス!大知」第二回~音楽と人・金光編集長編~(1/3) | 大知正紘のジグソーパズルやねん。 Powered by Ameba

「イキマス!大知」第二回~音楽と人・金光編集長編~(1/3)

大知正紘・全力突撃インタビュー♪
「イキマス!大知」第二回!!


今回は音楽専門誌「音楽と人」の編集長・金光裕史さんに会いに行きました!




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3
回に分けてお届けします!


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[「音楽と人」ってどんな雑誌!? 編集長さんはどんな方!?]


大知正紘(以下O):聞きたいことがたくさんあって、何から聞いていいか(笑)。

金光編集長(以下K):生まれから、学生時代の悪行から、この世界に入る理由まで、何なりとどうぞ(笑)。


O
:最初に聞きこう!と思ったのは、金光さんが「音楽と人」の編集長になられて、「ここは譲れないな」という部分です。是非、教えてください!


K
:「音楽と人」という名前なので・・・もともとは、前の編集長と「音楽と人」という会社を作っていくつか雑誌を出したんだけど、いろいろな事情があってその人が突然いなくなってしまい、「編集長がいなくなって、後任を据えたけど、その人がやはりダメだと言っている。おまえやってくれないか」と依頼があって、「音楽と人」の編集長になりました。それが今から、12年くらい前。

なので、編集長になって「音楽と人」の方向性を考えました。雑誌なので、音を届けるわけではないから、しっかり読み物として面白いものにしようと思ってて、人間性だったり、その人がどういうことを考えているか、そこだけはちゃんと紙面として出していこうと思っていました。そして同時に僕すごく写真が好きなので、写真の撮り方だったり、テーマ設定だったり、他の音楽紙がやってないことをやろうと、そういう気持ちでやっています。


O:
突然編集長になられて、最初、気持ちの整え方とか大変だったんじゃないでしょうか。


K:
大変でしたね。それまで前の編集長とやってた人は、「あんた知らない」みたいな感じだったから、1から開拓するのがスゴク大変だったんですけど、昔から付き合ってたバンドだったり、仕事を重ねていく上で付き合い始めた人たちだったり、そんな人たちがずっと応援してくれて、それで何とか、やって来れました。



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O
:写真は昔から好きだったんですか?


K
:写真は昔から好きでしたよ。大学の頃写真部に入ってて、写真で仕事やアルバイトもしてたし。大学卒業するときにどこも受からなかったら、写真学校に行こうと思っていたくらいです。


O
:写真家になりたかったという感じですか?


K
:そういうわけではなく、とにかく好きなことをやれればいいなと思っていたから、写真か、音楽か、雑誌か、あとプロレス関係の仕事につくか、もしくは動物が好きだったから動物園で働くかって思ってて。そしたら出版社に受かったから、「よし、これだ!」と思って。


O
:それがどれくらい前になるんですか?


K
:大学卒業してだから・・・1991年、今から21年前、です。


O
:完全に僕が生まれる前ですね(笑)。


K
:それ聞くと引くものがあるな(笑)。ちょうどその頃、布袋さんがアルバム出したり、ユニコーンやジュンスカやプリンセスプリンセス・・・そういう時代。最近は平成産まれのアーティストにもよくインタビューしてるから、感じますよね、ジェネレーションギャップみたいな(笑)。


O
:当時携わっていたアーティストで、これは聴いといたほうがいいぞ、という方はいますか?


K
:うん~何だろな。僕が話すと変なのがいっぱい出てきますよ(笑)。大知くんの方向性をズラすことになりかねませんが大丈夫ですか?


O
:(笑)。


K
:まあ、一般的なところで言うと、ルースターズだったり、甲斐バンドだったり、ARB、浜田省吾さんとかが好きだったし、コアなところで言うと、あぶらだことか、ノイズ系のものとかを僕は好んで聴いていたし、そういうのを知ってると面白いかなと思います。あと、松任谷由実さんだったり山下達郎さんだったり。ちょうど僕が大学の頃に、音楽的に変化が起こり始めたので、その頃の音楽を聴くと面白いと思いますよ。同じユーミンでも、僕が小学校の頃と、大学の頃では全然違うし、そこからまた月9の女王みたいになって売れてくるとまた違ってくるから、面白いですよ。


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O:そういう時代の変化の中で、いろんなアーティストさんのお話を聞かれた中で、心に残るインタビューとかありましたら教えていただきたいです。


K
一番影響を与えてくれたのは、ミッシェル・ガン・エレファント、これが一番デカイです。もう解散したけれど、あの人たちがやってるから、僕も必死にかじりついてまだこの仕事をやっていたり、このバンドに育ててもらった感じもあるし・・・一番デカイです。


O
:その、元ミッシェル・ガン・エレファントのチバさんがやっているBirthdayとのインタビューを読ませいただいたんですけど、そのとき深い繋がりがあるんやろうなということを、すごく感じまして・・・。そういう繋がりからのインタビューだったということがよく分かりました。


K
:まぁ付き合い長いですからね。


O
:なんて言うか、インタビューを読んでて、2人の間の温かいものがいいなぁって思って。


K:そういうのがあるから、良いインタビューができるんだと思いますよ。だからこれから僕と大知くんがキャッチボールをしていく中で心を開いていく部分と、もしかしたらこいつ何にもわかってねぇって思うかもしれないし(笑)。信頼感があまりに無い関係でやっちゃうと、こっちの思いばかりが強くなって、「そんなこと言ってねーよ」とか「こんなつもりないのに」とかということになってしまう。いろんな雑誌を読んでいますけど、「こいつら距離感あるな」とか思うときありますよ。


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2/3 に続く の巻 のヒトカケラ!!