※写真と本文は無関係です
とうとう2024年も最後のブログ更新となった
全部は思い出せないが、記憶する限りでも今年は色々なことがあったが印象深いのは病の話である
どうしても体の衰えと付き合い、定期的メンテナンスを考えなければならない段階に近づいた、ということだろう
さて、前回予告したの諸刃の剣の話
実は遅ればせながらQRコード決済機能を搭載したアプリを最近スマホに導入した
で、その後何度か使って操作性を確認しているのだが、つい先日もとある店で済ませた食事の会計をテーブルにあるタブレットでスマホのQRコードを読み取らせて精算した
当然退店時に店員とは無対面となるスマート決済である
翌日、前日の出費のチェックをしようとアプリの利用歴を見返しているとそのテーブル会計の履歴がないことに気が付いた
何かの間違いではと思いを巡らしたが探せど探せど決済完了の証拠が見つからず、結局無銭飲食という最悪のパターンが頭の中をぐるぐる巡る
蚤の心臓、というか正直者の俺はたまたま家の近場にあるその店にすぐに出向き、事情を説明して店側に精算の確認してもらったところ、見事犯罪行為の当事者となったのだ
その後の店側の対応は丁寧の一言、それでなくても多忙な夕食時に、昨日の会計内容を一から手打ちして伝票を作成してもらい、再度QR決済をさせていただいたが、その間俺は恐縮しっぱなしである
こっそり聞いてみたところ、この手の無決済は多いらしい
恐らくその中には意図的な食い逃げ行為もあるのだろう
調べてみると複数回の常習犯ともなれば店側もブラックリストで回覧、警察への相談もするようだが、俺のようなうっかり行為をいちいち追跡していては、仕組みを導入して実現したせっかくの人件費削減に水を差しかねない「(誤解のないように加えると、俺のとった善意は企業としてはプラス、しかし店の現場にとってはマイナス)、そんな企業側のしたたかな損得勘定が自然と導かれて、身から出た錆にならず逆にレアな経験のネタが出来て結果オーライであった
約30年前に世に出たQRコード、当初は生産現場の部品管理の用途だったものが、完成され過ぎた技術が故に様々な分野へ応用され、今後も世の中への貢献はまだまだ続いていくのだろう
その陰では利だけでなく「折り込み済」の降りかかる、いや敢えて "降りかからせる" 害を制御する計画、活動もあるわけだ
いろんな意味で世知辛さという表現を用いたくなる今年の年の瀬であった
これで今年のブログ更新は終わりである
必然、偶然に当ブログにお越しいただいた方々へ感謝いたします
どなたさまも、どうぞお体ご自愛下さい
よいお年を!