だいぶ前の俺のブログに登場したことがあるが、近所にある個人的な呼称「アジト3」なる店が昨日周年祭を開催したので顔を出してきた
実は年に一度のこのイベント、多分開店以来皆勤賞を自負する自称「周年祭」男の本領発揮である
酒場での刹那的な交流による交友範囲の拡大を基本切り捨てている俺、この店にも年に数度しか顔を出さないのに、いやいや年月の蓄積とは恐ろしい
店頭に立つスタッフとはお互いに名前と顔が一致している存在までになってしまい(色々打算もあって、顔を出した時は次回に繋がるよう、必要最小限の酒場における「常識人」アピール活動は欠かさないようにしてきた結果だ)、しかし昨晩のイベントも行けば行ったでウェルカムされる、実は周年祭にだけは必ず顔を出す「売り上げ見込み客」にリストアップされているだろうことは別に心地悪い気はしないのだ
それにしても昨日のイベントは滞在時間を見る限り誇張でもなんでもなく大盛況であった
飲食の提供は寧ろ副業で、優秀な精鋭スタッフにより開店以来地域を巻き込んだ様々な企画を立案実施して、この地域とは無縁の客を集客、回遊性を創出して地域をアピール、金を回す原動力となっているのは、コロナを挟んで撤退する店舗が多い中、凄いとしか言いようがない
そうした地道な活動が周年のお祝いに駆けつける位のファンを着実に増やしている、そういうことなんだと思う
昨日も仙台からわざわざこのイベントの為に上京、初来店したという信じられない客の話を横で聞き、俺ごときの利用ペースでは全く利益には貢献してこなかったけど、薄く永いお付き合いを今後も続けたいと改めて思い直した次第
とは言ったものの、今年の訪問回数を踏まえると、例年のペースでは規定枠を使い切ってしまった感があり、次回の利用は来年以降にしようと思っている
なので退店時の別れの挨拶は、気が早すぎる「良いお年を」であった