3週連続で東子さんのネタを書くなんて、何年ぶりだろう、それだけ今回のライブに寄せる期待や事後の感想がてんこ盛りで、ブログネタがなくて週末に四苦八苦するいつもの苦労から解放されているのは実に幸せである
セトリ予想の方は勝率換算でなんと8割とまずまずだったが、MCに関しては期待を込めて妄想した内容は掠りもしなかった…
(ドジャースの地区優勝ネタとか、最近の彼女のテレビの傾向を毎度ライブに通ってMCを通じてチェックしている訳ではない俺にとっては殆ど反則行為でしょ、東子さん…)
それはさておき、一昨晩観覧した後、いくつか見たブログで感想を書き込んだ方々は一律コメントしてたし、それに東子さん自身もMCで語っていたように、今回は実質アルバム再現ライブだったのだ
しかも、そこまでやるかというレベルの域である
例えば予想を外したセトリとなった「魔法の手」からのボーナスチョイスである9曲目「淡い花色」(これもそうだし、ラスト曲の「いつかきっと」も中西名人のピアノ演奏をフューチャーする目的で選曲されたに違いない)では佐野さんは3拍目にちゃんとタムを打つというファンなら思わず唸ってしまう位の拘りを確認できた
(余談だが俺のファン友が熱望した「ケンカ」は残念ながら演奏されなかったが、いつもの石成さんコーラスに加えてなんと佐野さんはドラムを叩きつつ今回は数曲でコーラスまでご披露いただき、小松さんの了承があれば「ケンカ」もどうにか皆で歌えたんではないの?)
今回はいつにも増してよーく聞こえた小松さんのベースライン、1曲目「悲しいうわさ」演奏開始直後から「あー、アルバムとお同じ」って誰もがわかった訳だが、これは東子さんを聴きこんで身体に染み付いた脳内音源に、東子さんに言わせると「ファンの記憶と紐付かりたい」という趣旨を貫いたということらしい
(更に言うなら、東子さんのコピーバンドでベース担当の人には、敢えてオリジナルフレーズを演奏する小松さんの運指は最高の教科書になったに違いない)
ところで今回個人的に何より嬉しかったのは東子さんがセトリ各曲が収録された「Hourglass」「恋」そして「魔法の手」において、小松さんの功績をちゃんとリスペクトしてメンバー紹介していたことである
音源再現ライブというテーマならではということなのかもしれないが、今も続く彼らの盟友関係が感じられる今後の活動に期待したいのだ
同窓会シリーズ、それぞれレジェンドクラスのミュージシャンとなった今、スケジュールの調整は大変困難だとわかるが、多くのファンはまたいつかこのステージの再現を期待したいところだろう
それに関連した飽くなき妄想として、「転校した東子さんの別のクラスメートとの同窓会」なんて企画もありなんではないか
そう、つまり先日発売となったばかりのポニーキャニオン時代のアルバムのサポート陣、沼澤尚、江口信夫、松原秀樹、浅野祥之、森俊之、そして河野伸といったクラスメートとの交流企画、アルバム再現ライブは如何だろうか