写らない要素 五感を通じて得る情報の中には、隠れて決して見えないリアルなストーリーが必ずあり、時にそれはとても残酷なこともある 元々の情報源である当事者以外でもそれらを立体的に体感できる仕組みが普及すれば、世の中はより公平となり、人は豊潤な本質の有り難みに関心を寄せ、もっと多くのことを分かち合う寛容さを容易に身につけることができるに違いない だが同時にそれは哲学論理を衰退させて、人の退化を激甚に推し進めることでもあるだろう