もうすぐ使い始めて15年になろうとしている愛用のアセテート製の眼鏡がある
ここまできたら墓場まで持っていこうと思っていたが、紫外線による表面劣化が相当進んで見た目がすこぶる宜しくなく、普段は薄々の俺の虚栄心がにわかに揺さぶられつつある
なんでもセルロイド製やアセテート製のフレームはどれもその寿命が2~3年らしく、それを踏まえたら俺が使っているのは既に化石級の代物、いつブリッジが真っ二つになってもいいわけで、劣化の程度を云々言っても始まらないのだ
眼鏡としての機能だけ言えばフレームが頑丈な分、レンズ交換やかけ心地の調整をすればまだまだ行けるのだが、そもそも恥ずかしくて今更眼鏡店でその依頼をする気が起きないから万事休すである
残念だがいよいよ潮時、さらばだ、友よ