まんぼー解除直前、あるお店に当日の営業の確認の電話をした時のことだ
店「はい、○○です」
上記応答を受けて当然こちらは店の営業時間(当時は21時閉店が主流だったので念のために)の確認を試みた
俺「今日の営業は何時までですか?」
実はこのような飲食店に対する問い合わせを普段から行い、無事に目的を果たす常勝パターンに慣れきっていた
だが今回のオチから考えるとこれは大きな予断であり油断でもあった
不意を突かれた時の的確な返しの経験(そんなものに熟達した輩がいるとも思えないが)が決定的に不足していたのだ
つまり、全ては店の次の返しである
店「やってないですよ」
俺「…、えっ!、えぇっ?」
店「まんぼー明けまで休業してます」
激しく動揺して心何処の状態で
俺「あー、そうなんですね、じ、じゃ来週から通常営業ということですね…」
本当に俺って人間小さいなと自覚させられる経験だった
"店がやってなければ電話に出ない"という強固な先入観を木っ端微塵に打ち砕く番狂わせな返し
この店が次週以降の予約の受付だけはしていたということなのだと理解するまで随分と時間がかかった
この経験を踏まえて次からはこういう条件にも怯まずスマートに大人の対処するため、最初に下記のように僅かに表現を変えて尋ねれば良いのだ、いやこれまでもこのまんまの問い合わせをしたことも多いはずなのだが、実はより応用が効くことを意識してこなかったという訳だ
「"今日は" お店やってます?」