これは東子さんの話だ
以前から関心があったのだが、本人歌唱カバーネタが少なくのは、自身の最初の歌唱に対する思い入れが深いなどの理由があるのか
自身のオリジナル曲以外でも、他のシンガーに提供した曲を東子さんバージョンで聴いてみたいという需要はいまだに多いと思うのだが…(ここは職業ソングライターに徹して、他人に提供した曲はその人自身の物という拘り、信念が相当に強いのかも知れない)
あらためてこのネタを扱うことについて今回は「カバー」の定義として、まずリリースされた音源が存在すること、オリジナルと同時期に発表したバージョンで歌の音源はそのまま活かしオケだけ別録音にしたものはカバーに数えず、また音源が存在しても配信を含むライブ演奏は対象外、以上を考慮した
よって上記を満たす曲は以下の3曲である
『誰より好きなのに』
①97年7月リリースシングル「大丈夫」のカップリングとして収録された"piano version"(この曲は2013年リリース 20th anniversary BESTにも再収録された)
(注:同BEST用に新録された槇原敬之さんとのデュエット版があるが、この曲について主歌唱は槇原さんで東子さんはコーラスとしての参加の為、敢えてカバーの対象からは外して考えたが、異論はないだろう)
『Beautiful Days』
②2008年10月リリースアルバム「IN LOVE AGAIN」に収録の"New Version"
『LOVE SONGS』
③2016年3月リリースアルバム「Toko Furuuchi with 10 legends」の為に新録された堂珍嘉邦さんとのデュエット曲(この曲は上記マッキーとの「誰好き」とは違い、全編堂珍さんとのパート分け歌唱のため取り上げた)
中々この視点でオリジナルとの聴き比べをする機会もないと思うので、緊急事態下でお籠りするファンも多いだろうこの連休中に時間のある方は、プレイリストを作ったりする手間はあるが、並べて聴いてみるのは如何だろうか?