23区のとある場所
機影は写ってないが、2日前この快晴の青空の真ん中を右から左へ6機の自衛隊機が美しい編隊飛行で横切った
視界に入ってから消えるまで、個人的には僅か十数秒の平和の祭典関連イベントは終わった
勿論、アクロバティック用の航空機で兵器装備はない訳で、もう2度と体験することはないかもしれない稀有な五輪関連の展示飛行を純粋に楽しめば良かった
一方で、米軍基地等の防衛拠点の側で、防空用にミサイルを実装した戦闘機が頭の上を飛来するのが日常となっている国民がいる
眩しい陽光の中、目を細めて見送ったその色がカモフラージュで無かったことに俺たちはもっと意味を感じなければならないのではないか、ともう一つの個人的イベントの側面を考えながら現場を後にした