10年以上通ってる理容店のマスターの息子さんが理容学校を卒業し、先日から見習いとして店頭に出るようになった
最初に会った彼は、つまりまだ小学生だったわけで、長らく成長を見守ってきた俺は親御さんのような気分だ
彼が見習いとして任されているシャンプーは当然ぎこちないが、指先や言動から初々しさ伝わってきていつものコースメニューなのに新鮮でなんか嬉しい
数十年前のマスター本人の想像の姿と息子さんを重ねて、今は太々しさの塊みたいなマスターも最初はこんなソフトな感じだったかと、親子の比較しているうちにいつものサービスなのにまるでプチ時間旅行を体験してる気分になり、更に店を応援する熱が高まってしまうのであった