左がハヤシ、右がビーフカレー、所謂あいがけである
昨年別の店でこの贅沢な組み合わせを注文した際に、正しい食べ方に悩んだ末、両者のブレンドを回避を最優先、米の消費を最小に抑えつつ左右のバランスを保つ作戦を進めたが、決壊させずに食べ切ろうとすると最後はルーなしの「から飯」を食らいそうだということに気づき、カレーを掘削→枯渇させた上で、只のハーフサイズハヤシとしてフィニッシュした
のちに知人に勧められたのは中央に鎮座する防壁を自ら崩し、1+1=3への昇華を期待して普段は味合わないハヤシカレーを楽しむというもの、しかしならば最初から単なる両者の混ぜ物でないしっかり味を調整した商品として販売すれば済むところではないか
つまり俺が採択した別々の美味しさを一度に楽しむスタイルを支持する根強い層があればこそ生き残っているメニューだと思うのだ
果たして今回、実は写メではわからないのだが、要らん上げ底により2種類のルーの体積は見た目より少なく、相当雑に食べ進めても防壁の脆弱化による決壊事故は起き得ない
そのカラクリは今考えればしっかりお値段に反映されて織り込み済みだった訳だが、そのことに食べ始めてから気づいたが時遅く、うーん、ハラハラしてスプーン捌きに神経を尖らせたかったのだが残念である