久しぶりに古内東子さんネタでブログを

書いてみたい

一昨年「10legends」のリリースをうけて

その年の春先に猫の手も借りたい程、

彼女がプロモ活動で多忙だったのは記憶に

新しい

自分は拝聴していないのだが、

昨年3月30日に放送された音楽

プロデューサーの亀田誠治さんのラジオ

番組では、東子さんが亀田さん宛に考えた

下記のような質問を録音したものを、

彼が番組内で聞いて答えるという企画が

放送された

 

以下、番組ブログから引用

 

古内:
「えーと、ライブ、コンサートの時に、あのいわゆる、原曲、オリジナルのキーを変えるって言う事があると思うんですけども、ちなみに私は、ほぼそれをやった事がなくてがんばって、高いのも歌ったりしてるんですけど、でも、それ別にこだわんなくていいんじゃないかっていう声もあって例えば、ちょっとキー下げたりしても気持ちよく今の気分で、歌えた方が良いんじゃないかっていう人もいると思うんですよね。ただ、私、絶対音がある人が、CDを聴き込んで、ライブに来てくれて違うキーで演奏されると気持ち悪いんじゃないかなって想像しちゃったりするんですよ。私は、絶対音感が無いので、キーを上げたり、下げたりしても、多分そんなに違和感がないんですけど、どっちかって言うとリスナーの事を考えて、原キーでいつもやってるんですけど、そのへん亀田さんは、どのようにお考えなんですかね?」

 

引用終わり

 

はっきり言って、この質問内容は自分に

とって意外を通り越して衝撃的ですらある

俺は彼女がこの手の自身が抱える音楽的

「裏事情」を公言しない人だと信じ切って

いたからだ

質問の動機がリスナーファーストという

あたりはいかにも彼女らしい音楽制作の

スタイルが滲み出ている気がする

今年で25周年目を迎える音楽活動で、

恐らくリリースを計画している約5年ぶりの

新譜では彼女なりのリスナーに対する姿勢を

検討した結果が反映されたものになる

のだろう

それはきっと意外でも、裏切りのない

方向へのチェンジになると想像して

是非歓迎したい

 

ちなみに、上記質問への亀田さんの回答は

 

一発勝負のライブ、長時間歌わなければ

ならない ライブでは、キーを下げても、

感情を込めて楽に歌えるほうがよい 

半音や全音下げたことによって、

結果、楽に歌え、感情がしっかりこめら

れるならばなんの問題もない

頑張って、苦しそうに歌っていると、曲の

良さや、アーティスト本人の魅力が伝わら

なくなる可能性があり、アーティストの

リラックスしている状態が、お客さんの

笑顔につながるので、キーを下げて余裕で

やるのも一つの方法である

 

という、やはりリスナーファーストの

内容だった