ライブのMCでも東子さんが
語っていたが、先のデュエットアルバムの
レコーディングはちょうど1年前に
遡るらしい
(たをやめのブログにも情報解禁前という
扱いで紹介されていた)
レーベル移籍と同時のアルバムリリース、
そして今年春先の大規模プロモーションを
経て、昨晩のライブが彼女の新機軸活動の
謂わばゴールということになる
ビッグバンドアレンジとレーベルを跨いでの
業界大物の名曲のカバーデュエットと
という異色のスタイルは、
CDセールスに対するリスキーな面を多分に
含んでの企画スタートだったと
想像に固くない
そこで思うのだが、昨晩のライブ開催へと
至る長い道で、そもそもの出発点として
忘れてはならないのは、
「LOVE SONGS」という曲である
堂珍嘉邦さんとのデュエットで再録音された
この曲は元々は2010年にリリースされた
アルバム「PURPLE」の収録曲が
オリジナルであるが、東子さんが作った
デモを引き立てる方法論として
アレンジャーの河野伸さんがビッグバンドの
スタイルを持ち込まなければ、
もしかしたら東子さんはたをやめとは
出会わず、またデュエットアルバムという
野心的企画もなく、
そして久々に見た観客総立ちで
終演した彼女のライブの大成功は無かったの
かもしれない
あらためて河野さんの底知れぬ才能と
先見の明に感謝
そしてアルバム制作と今回のライブで、
膨大なアレンジと長時間リハーサルの
重労働で多分一番大変だったメイツの
ひとりである大西まみさん、
本当にお疲れ様でした