先週はやむを得ずブログの更新が出来なかったので
休んだ分を取り返すべく、今週はちょっと長編
今年の6月までon airされていた古内東子さんが
パーソナリティーを努めた久しぶりのラジオ番組
“湾岸DRIVE Toko Furuuchi with 10 legends”
この番組の2016年6月18日放送分で、東子さんと
河野伸さんが語ったデュエットアルバムの
ライナーノーツを書き起こしてみた
下記アルバム収録曲も演奏される久しぶりの
ホールライブまでもう残り1ヶ月弱になったところ
このアルバムには元々ライナーノーツは入ってないし
当時の放送を未視聴の方が必聴なのは勿論、
ライブ前にCDを聴き直してみる参考にするのは
いかがかな?
『愛のために』
河:元々ロックの曲を4ビートにした意外な曲
イントロで掴もうとおもって、ビッグバンドで
こういうアレンジにしてみた
1曲目ですごく良かった
東:MVも撮って、河野さんも映って
河:映ってますか? ごめん、あれまだ観てない(笑)、
今日帰って観ます 酔っぱらってるだけでしょう
東:奥田民生さんも顔が寝起きみたいな感じだった
河:そう思ったら、うわーっと歌ってすぐ
レコーディングが終わった
東・河:すごくて仰け反った
『ロンリー・チャップリン』
河:他のタイトルは基本的に僕ががデモを作って細かい
アレンジはたをやめ(の大西さんと岡村ちゃん)
に譜面を書いてもらっているが、この曲だけは
デモを作っていない 岡村ちゃんに堕天で、って一言
いったらこういうアレンジになった
オリジナルと一緒にしても何なので、しかもたをやめが
やるんだったら、たをやめが一番得意な感じで
やりたいなと思った
東:すごく彼女達の良さがでてると思う
河:たをやめのレコーディングもすごく早くてぱっと出来た
こういうの、得意なんで、って言っていた
『Another Orion』
東:ビッグバンドというよりオーケストラっぽい感じの
アレンジ
河:どうしようかと思い、4ビートには出来ないし
他の曲でボサノバ調にするのはやっていたので
これは大きな世界でビッグバンドを使ったバラードに
しようと ストリングスも生で録ってみました
東:「夜空」という最初の歌詞がファーッと広がるような
サウンドですね
河:パーカッションもキラキラ入れてもらって
『ベイビー・アイラブユー』
河:TEEさんは好青年
東:全国キャンペーンに行って、色々なところで
TEEは好青年って言ってました
河:この曲が今回の新録8曲中で一番転調している
曲の冒頭からTEEさんが歌って東子ちゃんが歌って
その度に転調しているので そこが聴き所かな
一度聴きながら数えてみてほしい、凄くいい曲
『Don’t cry baby』
東:(デュエットアルバムへ収録する曲として)
斉藤和義さんが自ら選んだ曲
河:ビッグバンドアレンジに一番合うんじゃないかという
理由で選んでくれた この曲だけギターの音が聴きたい
と思って山本タカシ君のギターが入っている
2分台の短い曲の中に言いたいことをぎゅっと詰めてい
る
東:歌詞が可愛くて素敵
『そして僕は途方に暮れる』
河:ボサノバですが、どうですか
東:私は無類のボサノバ嫌い ボサノバがかかっている
カフェが嫌い ボッサアレンジで歌うのが大嫌い
この曲は私のそのボサノバ嫌いを克服させてくれた曲
大澤サンがいぶし銀でカッコ良かった
ハスキーな声で、そして本当に良い方
会う度にどんどん良い人度がアップした
次に会ったらハグしちゃうかもしれない
『花の時・愛の時』
河:これは痺れました
東:私もそうですし、河野さんも同じだと思うけど
前川さんとレコーディングする日が来るなんてまさか
思ってなかった
河:前川さんは最近この曲を歌う時はオリジナルよりキーを
少し下げて歌っているそうですが
レコーディングでは原曲のキーで歌ってくれた
東:それがある意味チャレンジでしたとコメントで
おっしゃっていた 人柄が素晴らしい方
『LOVE SONGS』
東:堂珍くんのレコーディングに河野さんが来られなかった
のが非常に残念 やっぱこの人は凄いなんだなと思った
最後のサビのパートは堂珍くんが先にレコーディングし
てたんですがこの人は何を歌っているのかなと思った
(ハモりがあることを)予習をしてなかったので
このメロディは何、何?って思った
時々主メロを歌ったり変なところを歌ったり
帰ってから自分で歌ったら、あ、 なるほどこういう事か
とわかって面白かった
河:ハモり具合が面白い 上に行ったり下に行ったり
東:私も主メロを歌ったりハモったり、中々憶えろって
言われると大変だった
河:あのハモりのパートは結構苦心した
東:あれも、ちょっと、俺やったなって思ったでしょ?
河:ちょっと思った やってやろうと思った