今回はあえて長編大作である
今日は久しぶりに池袋に足を運んだ
新宿、渋谷に次いで好きになれない街、
基本的に人が多くざわついているところが
苦手なのである
自分なりの第1級有害指定地域になんでわざわざ
出向いたのかというと、話は今から10日程前に遡る
実は引越しを考えており、内見希望の
賃貸物件の仲介業者が池袋にあり
まず一度来店しろと案内されたからだ
ご存知の方も多いと思うが
物件仲介を円滑にするために
業者同士は管理している部屋の鍵の貸し借りを行い、
自社仲介物件以外の内見にも対応している
このシステムを利用して
仲介元ではない業者Aの立会いで当該物件の内見を
一度組んでもらったのだが、
内見当日にいざその店を訪れると
既に先客が契約を決めたとの報告を受けて
一度は検討を断念していた
ところがそれからずっとその物件のweb情報は
削除されず、もしやと思い直接仲介元業者Bに
問い合わせるとなんとまだ内見可能とのこと、
その業者Bの所在地が池袋で、まずは来店しろと
案内されたというわけだ
(今日店頭で事実を問いただしてみると、
ちょうど先客の話を聞いた上記の時期、物件の内装工事が
行われていたらしく、問い合わせに対して
契約済みと案内していたかもしれない、
という回答だった)
あいにく訪問時に営業車が出払っていて
物件まで電車、徒歩で約30分の移動となった
が、ところがである
物件につくと所定の場所に合鍵がないのである
別の仲介業者の内見が終了後、連絡を待っての
自分の立会いだったので、どうもその別の業者が
合鍵を戻し忘れた、と同行した業者Bの村上さん(仮名)
が推測して、鍵を管理する業者Cに電話した
村「だからその内見した業者の連絡先を教えてくださいよ」
村「そちらは時間通りに店じまいするっていうんでしょ?、
こちらは正式の流れで内見をお願いして、お客さん(俺のこと)
を連れてきてしまっているんですよ、それでそちらに責任が
ないというなら、いいですよ、あとはこちらで交渉しますから」
村「言い方は失礼だけど、こちらは営業妨害されている訳ですよ」
俺「もういいですよ、村上さんの気が治まるなら、今回は縁が
なかった(※実はここは事故物件ということを店にいた時に
聞かされていて、少し引き気味になっていたということもあり)
ということで、後日、いきさつの報告だけメールで送って
くれればいいですから」
村「ホントに申し訳ありません」
再び業者C相手に
村「とにかく会って話の決着をつけましょう、
今から行くので事務所閉めないで待っててくださいよ」
結果的に彼らの商売には今回何の貢献もしていないわけだが、
客としてはこういう状況において少しは腹を立てるべきなのか、
自分でも不思議なくらい平然と彼らのやりとりを聞けて、
それでいて村上さんの奮闘ぶりに軽く恐縮したりしていた
村上さんは「自分なら怒っているし、今日何が良かったかって
案内したのがお客さん(俺のこと)だったってことです」、と
巧みなフレーズを交えて客への配慮も抜かりがなく
悪い気は最後までしなかったのだ
場所柄なのか、見た目と一部のトークは
ものすごくチャラかったけど
実はものすごく礼儀正しく最後は初見の感じが好転した村上くん
彼の今後の活躍を期待して、駅で別れを告げたのである
今日は久しぶりに池袋に足を運んだ
新宿、渋谷に次いで好きになれない街、
基本的に人が多くざわついているところが
苦手なのである
自分なりの第1級有害指定地域になんでわざわざ
出向いたのかというと、話は今から10日程前に遡る
実は引越しを考えており、内見希望の
賃貸物件の仲介業者が池袋にあり
まず一度来店しろと案内されたからだ
ご存知の方も多いと思うが
物件仲介を円滑にするために
業者同士は管理している部屋の鍵の貸し借りを行い、
自社仲介物件以外の内見にも対応している
このシステムを利用して
仲介元ではない業者Aの立会いで当該物件の内見を
一度組んでもらったのだが、
内見当日にいざその店を訪れると
既に先客が契約を決めたとの報告を受けて
一度は検討を断念していた
ところがそれからずっとその物件のweb情報は
削除されず、もしやと思い直接仲介元業者Bに
問い合わせるとなんとまだ内見可能とのこと、
その業者Bの所在地が池袋で、まずは来店しろと
案内されたというわけだ
(今日店頭で事実を問いただしてみると、
ちょうど先客の話を聞いた上記の時期、物件の内装工事が
行われていたらしく、問い合わせに対して
契約済みと案内していたかもしれない、
という回答だった)
あいにく訪問時に営業車が出払っていて
物件まで電車、徒歩で約30分の移動となった
が、ところがである
物件につくと所定の場所に合鍵がないのである
別の仲介業者の内見が終了後、連絡を待っての
自分の立会いだったので、どうもその別の業者が
合鍵を戻し忘れた、と同行した業者Bの村上さん(仮名)
が推測して、鍵を管理する業者Cに電話した
村「だからその内見した業者の連絡先を教えてくださいよ」
村「そちらは時間通りに店じまいするっていうんでしょ?、
こちらは正式の流れで内見をお願いして、お客さん(俺のこと)
を連れてきてしまっているんですよ、それでそちらに責任が
ないというなら、いいですよ、あとはこちらで交渉しますから」
村「言い方は失礼だけど、こちらは営業妨害されている訳ですよ」
俺「もういいですよ、村上さんの気が治まるなら、今回は縁が
なかった(※実はここは事故物件ということを店にいた時に
聞かされていて、少し引き気味になっていたということもあり)
ということで、後日、いきさつの報告だけメールで送って
くれればいいですから」
村「ホントに申し訳ありません」
再び業者C相手に
村「とにかく会って話の決着をつけましょう、
今から行くので事務所閉めないで待っててくださいよ」
結果的に彼らの商売には今回何の貢献もしていないわけだが、
客としてはこういう状況において少しは腹を立てるべきなのか、
自分でも不思議なくらい平然と彼らのやりとりを聞けて、
それでいて村上さんの奮闘ぶりに軽く恐縮したりしていた
村上さんは「自分なら怒っているし、今日何が良かったかって
案内したのがお客さん(俺のこと)だったってことです」、と
巧みなフレーズを交えて客への配慮も抜かりがなく
悪い気は最後までしなかったのだ
場所柄なのか、見た目と一部のトークは
ものすごくチャラかったけど
実はものすごく礼儀正しく最後は初見の感じが好転した村上くん
彼の今後の活躍を期待して、駅で別れを告げたのである