いかさまな日々
写真は「秋葉原カレー日和

http://www.akibacurry.com/index.html )」

より転用


先日あった出来事

友人から突然電話
「今、原宿にいるんだけど
新宿にサクっと食べられる安い
カレーの店があるから、出てこない?」


その電話を受けた時、
こちらは山手線の反対側にいてしかも
用事の途中だった
「うーん、もう少ししたらフリー
になるけど、そこ、いい店なわけ?」


個人的に新宿にはいろいろな思いがあり
意識して足を遠くしているところ
そんな雰囲気を察してか、友人は
「がんばって、四谷までなら歩み寄れるわ」

と、つなぎの振りを返してきた
「四谷にもオススメの店があるんだ?」
「・・・オススメというか、アジア料理の店
なんだけど、カレーの店とはちょっと
違うんだよね(沈黙)」
つまり、友人はカレーが食べたいという
ことらしい


結局、
「一度電話を切って、また検討して
連絡する」といろんな趣旨にとれる
意味深な発言のあと、その日友人から
連絡はこなかった


なんか、イマイチ後味が悪い感じだが
その後考えてみると

自分でも誘いの引っ込みが
つかなくなった時、どう次の一手を
繰り出すか、必ず悩むものだ
「また検討する」
この一言で、察してよ、この気持ち
ということなのである