あれは、大洗が完成した後の事でした。

「大洗にも星はふるなり」の出演者、監督、プロデューサー陣の打ち上げ時の事。

直前仕事のヤスケンさんを除く、大洗メンバーは、全員一緒に行動しており、約束の7時を過ぎても、まだタクシーの中にいました。

「大丈夫だろうか?ヤスケンさん」

と心配するチーム大洗の面々。

打ち上げ会場は、なんてことのない、古ぼけた普通の焼き鳥屋さんである。(カウンター半分、お座敷半分、サラリーマンの方々がたむろ、みたいな・・・)

会場前にタクシーが着くと、慌てて会場に駆け込んだオレたち。

すると、居た!!

フェロモンモンスター。人呼んで、平成の怪物。

広い座敷のド真ん中に腰をおろし、ぐびりぐびりとコップ酒(日本酒)をあおっている。
(上座を遠慮して、背中を見せているところが、格好良くもあり、可愛くもある)

急いで店内に入ってきた全員が、その姿を見て大爆笑ニコニコ

ゆっくりと振り返るヤスケンさんは、

「あ~すみません。先にやらせていただいてます」

と、コップ酒片手に、いつもの様に、丁寧なご挨拶。でも、既にホロ酔い加減でしたにひひ



そして、宴もたけなわのころ、おれはヤスケンさんに何かを質問した。(その後のインパクトで、質問内容すら覚えていない)

すると、アグラのまま、ずずず、ずずずずずずずずずずとヤスケンさんは近づいてきた。体というか、顔面が直前にせまってくる
(ち、ちかいあせる
そして何か、長々と丁寧に答えられました。
(すみませんね、記憶がなくて。酒ではなくヤスケン酔いです)

そうなのです、映画・大洗でヤスケンさんが、たびたび他役の方々と顔面を近づけてますが、あれは監督がヤスケンさんと実際にお話された時、その距離感が

「近いな」

と、感じたらしく、それが面白くて、ちょっと過剰に演出したものなのです。

そんな距離感の近い人、ヤスケンさんは、めちゃくちゃ格好良いです。で、どこか気持ち悪い。(そこが憎い)
男性目線からしたら、まさに男の理想系です。フェロモン出しまくりです。

どんな時でも、すごく腰の低い、丁寧な挨拶をされますが、それが、なんか気持ち悪いんだよなあ(笑)

声は渋いし、顔力はあるし、お芝居も上手。人柄も最高。

大好きです。というより憧れです。

二朗さんのアメステ芝居の時、背後でモミアゲをいじりながら、クールに二朗さんを見ているヤスケンさん。
僕的に、その芝居は、何度見てもツボですね。1000点でも足りない。


どーもマツケンです。
昨日、楽しみすぎたせいか、風邪をひきました叫び
ヤスケンさんの事を書きためておいて良かったあせるホッDASH!

風邪にご注意
大洗にも星はふるなり、これって全力すぎてスピンオフじゃねえじゃんスペシャル
は発売して1月経っちゃったよ
出演者 山田孝之 山本裕典 ムロツヨシ 白石隼也 佐藤二朗  脚本・監督 福田雄一
$大洗にも星はふるなり (出演: 山田孝之 山本裕典  ムロツヨシ 小柳友 白石隼也 / 安田顕 佐藤二朗 戸田恵梨香 )まんぼうボーヤより
ヒョードル「とーちゃん、風邪をひいてらしいな」
ボンピレオ「はああ、ヤワだなあ。おれたちなんて、風邪なんてひいたことない」