え~、まあタイトルの通りなんですが、先週ついに白内障の手術を受けました。今回は右目で、今週後半には左目も受ける予定です。もちろん日帰りで、翌日には眼帯も取れて普通に見ることができました。そして肝心の視力ですが、従来のままの状態の左目に眼鏡を装着した視力と比較しても裸眼なのにかなりよく見えています。手術をしてない左目と較べて、手術をした右目で見ると白が本当に純白なのに驚きました。左目だと視界全体が薄く黄色にくすんで見えるんですよね。これが目の濁りということなんだと理解しました。

 

手術以前は右目の視力の低下が著しく、この1年で左目より見えていた右目がいつのころからか左より見えなくなっていました。直近の視力検査で眼鏡をして左右とも0.5で、わかり易く言えば、両目合わせた視力で運転免許の更新がギリギリというレベルでした。いくらメガネのレンズを変えても矯正視力の改善は無理とメガネ屋からも言われていました。1年位前からいつ受けようかと考えていたのですが、人の何倍も顔汗をかく私としては術後衛生管理の面から夏は無理なので秋以降にと思っていました。でまあ9月に眼科に行き10月末にはできるということでの今回の手術ということになりました。

 

通常近眼の人はメガネなしで遠くが見えるタイプの眼内レンズ(保険適用の単焦点レンズの場合)を選択する方が圧倒的に多いらしいのですが、私は過去10数年来室内で作業をしたりPCを見たりするときに眼鏡をはずし、屋外や運転をするときには眼鏡をするという生活をしてきたので、そのパターンを維持した方が違和感がないため、少数派ではありますが眼鏡なしで近くを見られて運転の時には近眼メガネを使用するタイプのレンズを選択しました。近眼対策に振ると近いところを見るのに老眼鏡が必要になるため、どのみちメガネがいるのなら一緒じゃないかと考えたわけです。参考までに言えば、費用を気にしなければ保険適用にはなりませんが遠近の多焦点レンズというのもあります。

 

とはいえ、はじめに書いたように手術後の右目は裸眼で未手術の左目にメガネをした状態より良く見えているため、左目の手術が終われば両目でなら裸眼でもメガネがなくても運転には支障がない程度に見えるようになるのではないかと期待しています。こればかりは終わってみなければ何とも言えませんが、内心かなり期待値は高いです。

 

手術自体は15分少々で終わりました。目薬による局部麻酔のためほとんど痛みはありませんでした。とはいえ目の玉にメスを入れて水晶体を破壊して吸い出すわけですから気色悪さはあります。術後は痛みというより多少の不快さや鈍い痛だるさはありましたが基本的には強い痛みなどはありませんでした。翌日には眼帯も取れて、そのまま普通に見ることができました。今後は定期的な通院と複数の点眼薬を1日数回づつ2カ月近く差し続ける必要があります。この毎日の目薬というのが怠惰な私にとってはかなり苦痛なのですが、そこはまあ小心者なのでたぶんきちんとできると思います。

 

今週左目も手術したら永年の眼の問題がなくなるので、日常生活はかなり快適になるのではないかと期待しています。9月・10月と横浜出張が続いたのですが、クルマを運転するのに土地勘がない上に案内標識はよく見えないしでちょっとヤバい思いをしたのですが、これからは大丈夫だと思います。

 

同じような目の悩みがある方は是非勇気を出して眼科に相談してみてください。案ずるよりも生むが易しです、まずは行動してみましょう。