先週のとある日の帰り道、田舎の街灯もない真っ暗な道を走行中のこと。家まであと5分というところで突然タヌキが横から飛び出してきました。見えた時には感覚的には1メートル先という感じで、避けるどころかブレーキを踏む間もなく衝突。そのままクルマの腹の底を抜けていき、タイヤで踏んだ感触はありませんでした。その場で確認してみてもどうしようもないので、そのまま家に帰ってダメージを確認したところ、バンパーの裏から何か液体がポタポタと漏れ出ていました。薄暗い中、一瞬血か?とビビりましたが、グリコール特有のにおいがしたので冷却水と分かり一安心しました。が、よく考えると一安心どころかエライことになったと気が付きました。

 

まず、この状態だと翌朝にはラジエータが空になり、自走不可能になるのは目に見えているわけですが、時間的に翌日にならないと何もできません。そういうわけで朝一からレッカー車の手配と修理の段取りが必要となりました。実際の翌朝の液漏れは写真の通り(かなり乾いていますが)。というわけで、翌日は仕事を午前中休んですべての段取りを付けました。その後修理屋からの連絡でラジエータ本体は破損しておらず、周辺の部品が壊れているだけのようなので3万円前後で済みそうとのことでした。

 

実はミライースを壊してワゴンRに買い替えた時に保険が20等級から17等級に落ち、向こう3年間の掛け金が年間約3万円上がりました。またここで保険を使うと更に3等級落ちて年間の掛け金も追加で3万近く上がることになり、3年分で約9万円になるため、修理費がこれ以下なら保険を使わずに現金を払った方がいいということになります。

 

タヌキも気の毒ではありますが、こちらとしては飛び込み自殺をされたようなもので、自動車税他あれこれと税金の多いこの時期に予定外に数万円の修理代が出るのはちょっと痛いです。