最近とても悲しい出来事がありました。ここでも何度か記事ネタにしていた愛車の二代目ミライースが天国に召されました。約1か月前のとある雨の朝、通勤中に助手席に置いていた朝飯用のおにぎりが見当たらないのに気が付きまして、ついごそごそとやっていたら、突然左側に電柱が…。すぐにハンドルを戻して左のミラーを引っ掛けただけかな?と思えるくらいの小さな衝撃だったのですが、左後ろのガラスが割れたので「あっ、ドアまでいったか」と分かりました。そこはやはり軽、衝撃からは想像できないくらいに左側がへしゃげていました。そんなこんなでお陰様で身体には何の影響もなく、また対向車や歩行者もなくて単なる物理的な自損事故で終わったのは不幸中の幸いでした。

 

まあ一通り事故後の処理を終えた後に来るのが現実的な問題。修理の見積もりを取ったら60万円超、シャシー・エンジンや足回りはノーダメージで、左側ボディー1式の交換となるので修理してしまえば普通に乗れたのですが、さすがに16万キロ以上走っていたので買い替えることにしました。とはいえこれも納車時間的にも経済的にも新車というわけにいかず、中古である程度条件に合う車を急いで探さなければたちまち通勤に使う車に困るわけです。知り合いのセールス数人に声をかけつつ自分でもネットで探したところ、ほぼ条件に合う中古車が何台か見つかったので現物を確認に行き、そのうちの1台をその場で契約しました。

 

今度はこのワゴンRになりました。グレードが低いので装備はいまいちですが4WDです。

 

今回購入したのはスズキのワゴンR、取りあえずメーカーは不問で条件のみで探した割には掘り出し物に当たったと思っています。とはいえ、思ったように事は運ばないもので、車検が半年残っているので登録すれば即乗れると思いきや、車検受け渡しが条件なので納車まで最低でも2週間待ってくれということに。普通に考えれば半年後にかかるはずの車検代が込みの値段ということなのである意味ラッキーなのですが、こっちは今乗るクルマがないのですぐにでも欲しいところを2週間待ち。それも手続きが進まないと代車を出せないというではありませんか。結局前半の1週間はレンタカーを借りることになり、予定外の出費となりました。それに加えてナビの移設やバックカメラの追加も含めて総額が約100万円になりました。取りあえず車両保険が見積金額まるまま出たので、手出しが40万円。予定外の出費としては少なくない金額で、自分の不注意から招いた結果とはいえトホホのホでした。

 

そのワゴンRも納車から2週間ほどになりますが、思いのほか燃費がいいのにはびっくりです。ミライースと比べればかなり重いのに、ほぼ同じ燃費で走りもいいです。これはちょっと驚きでした。スズキはなんちゃってハイブリッドを採用しているのですが、これが案外いい仕事をしているようです。ちなみに今回のワゴンRも4WDなのでミライースと土俵は同じです。先週末に夏タイヤに交換してから通勤2往復200キロチョイ走ってほぼリッター当たり26キロなので、燃費に関してはミライースよりは若干いいくらいなので文句はありません。

 

先週の春分の日、10センチちょい雪が降った新雪の山道を墓参りに行ってきました。やはり四駆は心強いですね。

 

今までスズキ車にはほとんど縁がなかったのですが、レンタカーと代車の2台はほぼ新車でいずれもなぜか4WD、そして買ったのも4WDと1か月の間に異なる車種3台のスズキ車に乗ってみて、ダイハツとの車づくりの考え方の違い(ダイハツの不正は別の話)というものも感じました。些細な違いばかりで一長一短ではありますがダイハツのほうがちょっと親切かもしれませんね。軽自動車といえばホンダの1車種がダントツで売れているのですが、装備は値段が値段なので至れり尽くせりでも当たり前なのですが、ホンダの軽が私の選択肢の上位になりにくい理由は燃費がかなり落ちる(カタログ値で希望の1割以上低い)という1点に尽きます。ここが改善されたらホンダも選択肢に入れ易いのですけど。ま、高いから手が出ないので負け惜しみというのは否定しません(笑)。

 

これからワゴンRについていろいろと分かってくることがあると思いますので、改めてレポートします。それでは皆さん、運転中におにぎりが行方不明になっても決して走りながら探そうとしないでください。私のように悲しい思いをすることになりますのでくれぐれも気を付けてください。