我が家の大掃除で私が必ず担当するのが風呂の掃除です。まあユニットバスなのですが、かなり広くて天井を含めて隅から隅までとなると背の高い私の出番となります。この風呂掃除で困るのが黒カビ、特に白系の樹脂(年寄用の手すり)にできた擦り傷状の部分の内部に発生したヤツは未だ完全に除去する方法が見つかりません。これはこれからの研究課題です。
もう一つ長年決め手がなかったのがタイトルにある鏡です。最近は曇りにくくする表面処理をしたり、ヒーター内蔵のものが増えていますが、我が家は築30年近くになるのでそんなものはありません。まあ風呂の鏡なので湿気があれば当然曇るのですが、普通は水や湯をかければしばらくはきれいに見える(親水状態を維持する)ようになりますよね。ところが何年も前から表面の状態がおかしくなり、水をかけてもすぐにはじいてしまい、逆に白っぽくなって余計に見えずらくなってきました。
この状態を解決しようと工業用の研磨剤をはじめいろいろな薬品や洗剤を試してみました。しかしどれも納得のゆく結果が出ませんでした。そもそもガラス表面にこびりついた汚れのはずなので、研磨剤でも落ちなかったのには軽くショックを受けましたね。まあもっと根気を入れて擦れば結果は違ったのかもしれませんが、根が短気なもので(笑)。
で、これからが本題です。ついに長年の問題を解決するアイテムを発見しました。それは白いスポンジ状の「激落ちくん」です(リンク: 【激落ちくん】 | 激落ちくん (gekiochikun.jp))。メラミンスポンジというそうですね。これって色々なものの汚れがよく落ちるというのは知っていましたが、素材によっては表面にスクラッチができるので私はあまり何にでもは使いません。でまあ、最近なにげに目に入った時に「もしかして?」と閃いたので、さっそく鏡の隅のほうで試してみました。そしたらまあ、擦った部分が水をはじかなくなり親水性を取り戻したではありませんか。それに心配したスクラッチ傷もなくピカピカに。ルンルンで全面を磨き上げました。
お陰様で今では風呂の鏡を見るたびに感じていたストレスがなくなりました。オッサンなので別に鏡に映る自分を見てうっとりするわけでもないし、というか基本的に鏡そのものなんてどうでもいいのですが、あの水をはじいてよく見えない状態を解決できないことがとてもストレスだったんですよね。実際気になるのは年に数回ですが、一旦気になると取りあえず何かやってみないと気が済まなくなるというか。分かってもらえます?
まあ浴室に限らず同じ悩みをお持ちの方はぜひ試してください。ただし、先にどこか擦る部分の隅っこで傷がつかないかテストをして問題ないことを確認してから作業を始めることをお勧めします。
本題とは関係ありませんが、写真は倉吉で人気No.1と紹介されていた牛骨ラーメンです。ちょっとコッテリかな。