あ~ぁ、今年もあと3週間を切っちゃいましたね。ほんと、昔から歳をとると時間が経つのが早いと聞いていましたが、60代も半ばになった今はホントにそうだったんだと肌で理解できます。

 

今年もいろいろとありました。でもほとんどはいい意味でのいろいろだったので、多分このまま良い年で終えることができるのではないかと思います。ありがたいことです。

 

神社巡りが好きな私ですが、この数年の間に私的なお願い事のメインは子供たちや孫たちの無事になってしまいました。あっ、でも基本的に地元以外の神様へのお願い事はこの国が末永く平和に栄えていくことで、あまり私的なことは祈りません。

 

今年の我が家におけるメジャーな出来事は①長男に第1子が誕生 ②次女の結婚式ができたこと ③私の設計した機械が商品化されたこと、そしてこれはネガティブなことになりますが④長女一家が2回、次女夫婦、そして嫁さんがコロナに感染したこと。

 

 

結婚式当日の出雲大社の神楽殿。こちらでこの後式を挙げました。天気も快晴でした。

 

長男の子供は孫でいえば3人目になります。現在6か月を過ぎたところですが、おかげさまで元気に成長しています、ありがたいことです。次女は去年から海外で生活しています。一応出国前に入籍は済ませていたものの、結婚式は出雲大社で挙げたいということで春に帰国する予定にしていたのですが、結局コロナの関係で2度延期していました。最終的に秋まで延びたのですが、そのおかげで日本への入国条件が緩和されたタイミングでスムーズに帰国できました。参列したのは両家の家族だけの小さな式でしたが、出雲大社での結婚式という選択をしたことはわが娘ながらあっぱれだと思っています。とりあえず、あとは孫ができればいいんですけどね。まあこればかりは授かりものですから神様にお任せしましょう。

 

話はがらりと変わりますが、今日は米子へ映画を観に行ってきました。「ラーゲリから愛をこめて」と「月の満ち欠け」のどちらかを観たいと思っていたのですが、本命のラーゲリのほうは残席に余裕がなく、巨体の私には窮屈な席しかなかったため今回は席に余裕のあった月の満ち欠けのほうにしました。おかげで隣に気を遣わずに快適な時間を過ごせました。

 

ラーゲリについてはかつて話題になったソルジェニツィンの作品を読んだりシベリア抑留経験者を何人か知っている関係でぜひ観ておくべきだと感じているのですが、そういうわけなので改めて来週にでも行ってきます。月のほうはたいして予備知識はなかったのですが、テレビの番宣を見て何となく気になっていた作品でした。作品としてはちょっと時系列と人間関係がややこしく交錯していてわかりにくかったという印象でしたが、まあまあ楽しめました。ストーリーとは関係ないのでネタバレにはならないと思いますが、1980年12月、ジョン レノンの殺害の日が時系列に絡んでいたためちょっと当時のことを思い出しました。

 

42年前のこと、かつて私がアメリカに赴任したのはジョン レノンの死の直後のことでした。そしてジョン レノンの殺害された日はNY時間の12月8日、つまり真珠湾攻撃のあった翌日でもあります。このあたりのことが私の頭の中では昔から微妙にリンクしているんですね。今はどうか知りませんが、まだ40年前のアメリカでは11月の末頃から1週間はテレビの番組予告がパールハーバー特集一色になっていました。この時期は何となく居心地が悪い思いをしていたのをよく憶えています。42年前の12月といえば、まだイランのアメリカ大使館は占拠されたままで、年が明けた1月にはレーガン大統領が就任しました。ちなみに1ドルは約280円でした。まあ、こんなたわいもないことをいろいろと思い出しながらボケーと映画を観ていました。

 

そういうわけで、歳は取りたくないという話でした 笑。