岡山県高梁市にある備中松山城、現存する山城としては国内で唯一の城だそうです。秋の雲海が出やすい季節には雲の上に浮かんで見える幻想的な風景から別名「天空の山城」と呼ばれています。最近では改めて全国的に注目を浴びたのは数年前に放送された大河ドラマ「真田丸」のタイトルバックの画像にここの白壁の城壁が使われたことだったと記憶しています。
公式サイト:備中松山城 – 天空の山城 (bitchumatsuyamacastle.jp)
昨日の月曜日、朝起きたら嫁さんが何を思ったか松山城に行きたいというので、腰痛持ちの私としては天守まで登るのは無理だから駐車場まで連れて行くので、あとは一人で上ってくるのならという条件で出かけました。我が家からは1時間もかからないのですが、不思議なことに私たちを含めて周囲には誰も行った人がいません。城は小高い山の頂上にあるため(山城なんで当然ですが)、一番上の駐車場から徒歩で20~30分急な坂道を歩かなければいけません。そういうわけで歩行困難気味な私は興味はあってもどうせ上まで登れないからと諦めていました。
でまあ、駐車場まで行ったのですが、なんとなく行けるところまで行ってみようという気になりまして山道を登り始めました。一応700メートルで約20分の道のりとなっていましたが、途中で何回か座り込んで休みながら25分程度で何とか登り切れました。先日の三峰山や洲崎神社に続き、案外歩ける自分に感心しました(笑)。とはいえ結構きつかったです。
お城はこじんまりとしたものでしたが、それでも立派な天守や石垣があってよくもまあこんな山の上に建てたものだと感心しました。私が現存しているお城で中に入ったことがあるのは松江城だけだったので、今回で2つ目ということになります。
しばらくお城や周囲の景色を見て下山しましたが、案外下りのほうがきついというか足に負担がかかるような気がしました。でも昨日は曇り空であまり暑くなかったので助かりました。暑かったらたぶん途中で脱落していたのではないかと思います。でもまあこれで備中松山城も無事に制覇できてメデタシメデタシでした。
標高は430メートルだそうです。
このお猫様が現在のご城主様です。
下界の高梁市街の景色。