今更ですが、

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

 

正月休み最後の5日から先週いっぱい南の国に出張してました。7-8年ぶりに行ったんですけど、なんか懐かしかったです。まあ赤道付近の国なんで一年を通して夏なんですが、雨期のため思いのほか”クソ”熱くはなかった印象ですね。でも仕事の方は、想定外にハードで腰痛が一気に悪化しました。

 

もう5-6回は行っているんですけど、現地のエージェントもお客さんもすべて華僑系のため、言葉は英語と中国語だし、食事はローカル風味の中華料理ばかりなんでマレー料理やマレー系の習慣とは無縁で、そっち系の知識はさっぱりありません。まあ、中華料理もなりにおいしいんですが、本音はマレー料理も少しは食べてみたいんですけどね。

 

正直、雰囲気として華僑さん達は口をそろえて「モ〇レムはお祈りばかりで、休むことしか考えないから役に立たない」といつも言ってる上に、マレー人を見下しているようなんで「マレー料理を…」とは言いにくいんですよね。それだとお客さんをもてなすことにはならないと考えているようだし。この辺りは国と経済の主役が異なる複雑な人種問題を垣間見てしまいます。確かに現場の労働者もほとんどがミヤンマーやインド系の非モ〇レム系の人たちばかりでした。

 

 こんなジャングルっぽい奥地まで入って行きます。

 

今回の出張でちょっとだけよかったのが、マイレージ会員になっている日本の航空会社と同じアライアンスの航空会社を使ったので、初めて国際線のラウンジを使用できたことです。欧米だとグループが違うので縁がないんです。関空のラウンジはあまり大したことはなかったのですが、現地航空会社のラウンジは本拠地でもあり広い上にかなり豪華で食事からシャワー、それに喫煙室(笑)までついており土産物でも買いに出ない限り外に出る必要もありませんでした。帰国便が23時ごろのため6時間近くどこかで時間つぶしをする必要があり、従来は日本円で4-5千円する有料ラウンジに入っていたのですが、今回はこれでずいぶん助かりました。

 

 現地のラウンジから見た空港

 

 現地のラウンジ(キッチン)

 

現地で滞在したホテルは10数年前から利用しているのですが、外見からは20数階建てで名前も含めて豪華そうなんですが、ほとんど客がおらずガランとしていました。以前は観光バスが何台も停まっており、主に中国人の団体であふれていたのですが、最近はかなり減っているようです。ただ「豪華そう」と書いたように実際は部屋に入って「終わってるな」と思ったのですが、かつては豪華だった部屋も傷み放題でバスルームなんぞは日本人なら「このホテルでこれか?」と絶対引くレベルでした。従い客が減ったので手が掛けられないのか、手入れがされていないから客が来ないのか分からない状態でした。ただ国自体の経済状態がかなり悪くなっているのは間違いないそうです。華僑経済のため米中摩擦の影響も大きいそうです。

 

 ホテル、外から見たら立派なんですけど、特別料金で1泊3千円くらい(笑)

 

今週は半ばから約1週間ほど久々の関東出張。その後は何やかんやと雑用が控えており、さらに2月になると地元に近いエリアで1-2ヶ月は新しい仕事に付きっきり。春まではなかなかのんびりできそうにない気配です。