去年の今日、ちょうど1年前に大雨で小学校の避難所に行っていたんだなと考えると何か不思議な気がします。
当時に詳しいことを書きましたが、我が家と目と鼻の先の堤防が決壊したものの、お陰様で個人的には特に被害もなく避難所も一晩で済みました。でも同じころに県南では大変な被害が発生していました。被害に遭った地域はいまだに完全な復興には道が遠い状況が続いています。
とはいえ、徐々にですが元の街の姿が戻りつつあるのも事実で、この1年の間に全国の皆さんから寄せられたボランティアや援助に対して同じ県民として心よりお礼申し上げます。
未だに我が家の前の決壊した堤防は土嚢を積んで簡易的な処置をしたままです。もし去年の豪雨の半分も降れば水はそのまま土嚢を越えて田んぼに流れ込むでしょうが人命にかかわるような被害は出そうもないので、当面は深刻な被災地域の工事が優先されているのだと思われます。事実県北の工事業者もかなり被災地周辺に集中しており、地元で工事の発注が難しいという話も耳に入っています。
私の住む地域でもまだあちこちで国道を含めた道路が片側通行のままで工事に手が付いていないところが多く残っていますが、これも気長に待つしかないようですね。