今日は2週間ぶりの休み、ちょっと早起きして米子のイオンまで「空母いぶき」を観に行って来ました。
かなり前から楽しみにしていたんですけど、例の佐藤浩市の発言炎上事件でちょっと興ざめしたというのが本音ですが、まあそれでも作品自体に興味がなくなったわけでもないし。
先週末は富山方面に出張してきたんですが、たまたま泊まった宿のロビーに置いてある漫画の中に「空母いぶき」があったので3巻だけ読んでみました。映画の方も大体この原作に沿った内容になってました、とはいえ4巻以降の内容は分かりませんが。
原作のクオリティが高いので実写版はどうなのかと思いましたが、まあそれなりによくある日本の特撮物という印象でした。CGに費用をしっかりと掛けられたらいいのでしょうけど、現実は厳しいということでしょうか。気になったのは基本的なストーリーと全く関係ないシーンが織り込まれている点でしょうか。中井貴一は何のために居るのか訳が分からんかったです。
佐藤浩市の件、結構出演シーンが多かったのですが、体調だけでなくもっと踏み込んで役柄を自分好みにしていたのではないかという気がしますね。まっ、私の個人的な印象ですが。正直作品全体的に流れる思想的背景については自衛隊肯定派否定派どちらにもどうとでも取れるような感じで政治家達の発言は無難な線で納めたという印象です。どうしても色眼鏡で見てしまうのが残念でした。
艦隊側の場面や出演者がしっかりとしていたので、全体的には緊張感のある作品になっていたのが幸いでした。それにしても潜水艦はあるは空母はあるはステルス戦闘機まで大量に保有する小国連合ってなんやねん?まあ漫画なら具体的かつ現実的な国名を入れられても、映画だと難しいのでしょうかねぇ?
あまり書くと封切したばかりなのにネタバレしても何なんでこのくらいにしておきます。まあ正式な軍隊を保有するのに制限のある日本人にしか作れない戦争映画なので、皆さんぜひご覧ください。考えさせられることは多いです。
映画を観終わってもまだ昼前だったし、天気は真夏日だしということでそのまま鳥取市までドライブしてみました。というのも2週間前に山陰道の鳥取・倉吉間の未開通部分が開通し、米子から鳥取まで全線が高速(無料)と準高速のバイパスでつながったため、どんな感じになったのかを確認してみたかったもので。私が米子に住んでいた時代は鳥取まで行くのに9号線をひたすら走って2時間以上は軽くかかっていたのですが、今日は米子ICから鳥取西ICまで約1時間強と半分に。さらにこれが全線無料!
したがって、米子からでも大阪に行くのに鳥取経由だと中国道の作用JCT(兵庫県)までは無料で行けるので、米子道回りで大阪に行くことを思えば高速料金が約半額で済みます。大半が片側1車線で多少ストレスはあるものの経済性を考えれば目を瞑れるのではないでしょうか。
ドライブはのんびりと快適に走って来られました。天気は良かったのですが、少しかすんでいたのでせっかくの日本海がすっきりと見えなかったのは残念でしたけど。