ごぶさたです。今日はなんと雪化粧の朝でした、山は積もっているかも。
昨夜何週間か前に録画していた映画「LA LA LAND」を観ました。すでに映画館でもレンタルビデオでも何度か観ているのですが、個人的にはこの数年では一番のお気に入りです。まあ30数年前に住んでいた土地が舞台なので、個人的なノスタルジーの要素もあると思いますが。
この映画の多くのシーンでハリウッドの山が出てきます。その中でもグリフィスパーク付近や天文台が多いように思えます。このグリフィス天文台は有名な「HOLLYWOOD」の看板の右横の山の頂上付近にあり、ロサンゼルスの街が一望できます。特に夜景は最高で、正面には数10キロ先のロングビーチまで続く光の海、左右の眼下には右にはハリウッド、左にはLAのダウンタウン、さらに左に体をひねると時期によってはナイターの明るいドジャースのスタジアムとほぼLAの全てが見渡せます。
いったい何10回行ったことやら、一人だったり日本からのお客さんを案内したりと様々ですが、ここをけなした人は一人もいません。シンガポールの「マーライオン」とはちょっと違いますね(笑)。難点は車を停めるのが難しいことくらいです。
でまあ、このグリフィス天文台といえばジェームス・ディーンの「理由なき反抗」の初めのシーンでも有名です。きっとこのLA LA LANDの監督さんはジェームス・ディーンのファンなのではなかろうか?と作品を観ながら感じてました。そうでなければ単なるハリウッド愛なのかもしれませんが。
最後にLAに行ったのが10年かそれ以上前、その後は現地と仕事の関係が切れてしまったので行く機会がないままです。もう若くはないので、いきなりの右側通行にうまくアジャストできるかはちょっと不安ですが、元気なうちにもう一度機会があれば行って来たいです。
でも行って何をしたいかと聞かれると、一番やりたいことは、ひたすら砂漠の1本道を車で走り続けてくることです。陽炎が揺らめくはるか彼方までまっすぐな道をひたすら走り続けたい、という非常に単純な話ですね。アホみたいですが、これがオジサンのロマンなんです。今は制限速度が上がり、4時間もあればラスベガスに入ってしまうので、走るならアリゾナ方面ですかね。果たして実現できるのでしょうか?