ごぶさたです。もう2月も後半になりましたね。先週は父の1周忌の法要を済ませまして、ちょっとだけ一仕事終えた感があります。
それにしても世の中、よくもまあ次から次にいろいろなニュースが出てきますね。腹立たしかったり、やるせなかったりと大半は明るいニュースとは言えないものばかりで、その上にテレビのニュース番組は公平性や客観性に欠けた恣意的なものが多くてあまり視る気が起きないというのが正直なところです。
まずは水泳の池江選手の病気のニュース。これは本当に驚きました。仕事帰りのクルマの中で一報を聴いたときは耳を疑いました。私には彼女の一日も早い回復を祈るくらいしかできませんが、頑張って病魔に勝って欲しいです。
この件では本人とは別に、桜田五輪大臣の発言が批判を浴びていましたが、翌朝にテレビで前後の発言が流れているのをたまたま聴いたら、報道のニュアンスとは全然違い、先にも後にも池江選手のことを気遣う言葉をきちんと言っていたうえで、そのまま質問に答えるような形での「がっかり」発言だと分かりました。立場上言葉を慎重に選ばなければいけないというのは理解できますが、私には国会の貴重な時間や費用を使って大臣を貶めるほどの問題発言には思えませんでしたが…。へたに政治利用する方が当の池江選手に対しても気の毒で配慮に欠けているのではないかと思うのは私だけ?
次に隣のK国の一連のこと。一言で言えば「ヘドが出る!」ですが、もうまともな国家とは言えないですね。いちいちコメントするのも嫌になるくらいです。あの国の名前を口にすることすら腹立たしいので、これ以上は書きません。
今日の記事でアメリカのトランプ大統領がメキシコ国境の壁を作るため、非常事態宣言に署名したというのがありました。トランプさんの言動を聞くと、本当にアメリカの大統領としてどうなんだ?と思わないではいられないことが多いのですが、いろいろと読むと案外日本で報道されているような、まるでアメリカ全体がトランプさんに対してネガティブであるというのとは違うようですね。つまりは日本のミソもクソもひっくるめてとにかく「安倍政治を許さない」的なマスコミの姿勢がそのまま反映された一面的な報道なんでしょうね。
でまあアメリカの国境の壁ですが、私がいた1980年代前半でさえメキシコからの不法移民が問題になっていました。何せ彼の国は国内で生まれた子供は皆自国民となるので、不法移民であろうが臨月になって産みにだけ来た連中だろうが、産んでしまえば自国民の保護者ですからね。
そういうわけで、当時でも国境に壁でも作ってしまえばいいのにという話をしていました(主に白人の同僚ですが)。まあ私が南カリフォルニアに住んでいたので余計に身近な問題だったというのもありますが。いずれにせよ「不法」移民に目をつむれというのは人道主義とは違うわけで、個人的には理解できます。ただ国境の長さも半端ないので「ほんとにできるんン?」というのが正直な気持ちです。
日本もこれから外国人労働者が合法的に入ってくるらしいのですが、よほどきちんとコントロールしているようでも気が付いたら「ここは日本か?」というような街が至る所にできてしまうのではないかと心配します。こんなことを書くと差別主義者と言われそうですが、文化が違うグループとの共生というのはそれほど簡単ではないというのが私の持論です。どこの国の人間も日本人ほどにはルールを守り自己主張をしない人間ではありませんので。欧米だろうが東南アジアだろうが外国人の控えめな方でも大半は日本人の控え目でない人間よりもまちがいなく上です(byそこそこ国際経験がある私)。
そもそも隣の国一つ(いや3つ?)でもこれだけ面倒で不愉快な思いをしているのを見れば推して知るべしでしょう。
まあ私なんぞは健康でアクティブなのは良くてあと20年、実際1年先はどうなっているか分からない年代になっていますので、それほど実害はないのですが子どもたちや孫の時代の事を思うとちょっとだけ心配です。
一応安倍さんを支持している方の人間ですが、この外国人労働者の問題だけは賛成できません。働き方改革も大事ですが、企業もある程度のレベルの人材や3Kといわれるような仕事には相応の対価を支払わねければいけないという意識が必要だと思います。外国人だって合法的存在となればこれからは安く使おうとすればさっさとやめて他所へ行くことになりますから。