北原ミレイの「ざんげの値打ちもない」という曲をどのくらいの人が知っているのでしょうか?
改めて調べてみると、1970年(私が中学1年生で大阪万博の年)に彼女のデビュー曲として発表されていました。
私は演歌にはほとんど興味がないというか、どちらかといえば抵抗を感じる人間です。ところが、ほんの少しだけ演歌っぽい歌手でも昔から聞き続けている歌手がいます。その一人が北原ミレイです。まあ私にとって彼女の歌は演歌というより一種のジャパニーズソウルミュージック的な位置づけなんですが、そんなことはどうでもいいですよね。
聴き続けていると言ってもそれほどたくさんの曲を知っているわけでもないし、言ってみれば「ざんげの値打ちもない」と「石狩挽歌」くらいでしょうかね。
昨日の空港からの帰り道、何気に北原ミレイのアルバムを聴いていてふと思ったことがあります。これってある薄幸の女性のある時のクリスマスの日の想いを歌った曲ではなかろうかと。何の確証もないのですが、歌詞の内容と最後で使われている単語から勝手に思っているだけです。
クリスマスソングと言うと、いくらなんでも何なんですが、あまりに内容が内容なんで。でも教会ですよね、懺悔ですし。叶うものなら作詞の阿久悠さんになんでこんなすごいのを書いたのかぜひ聞いてみたいです。それと歌詞の中の「今日」というのはクリスマスの夜なのかどうかも。
以下に知らない人のために貼っておきますので聴いてみてください。この画像は貴重で、通常は4番までの曲ですが、幻の4番が入って5番まであるバージョンになってます。でもオリジナルの歌い方の方が好きですね。
余談ですが、昔の映画で「八月の濡れた砂」というのがありますが、この中でもヒロインがピアノで何度か弾いているシーンが効果的に使われています。