この週末も台風がやってきたのでどうなることかと思いましたが、結果的に北に逸れたので土曜日に風が強いだけで終わりました。そうはいっても九州・沖縄方面ではそれなりに悪さしたようなのでお気の毒なことでした。
土曜日は特に行事もなく、午前中に裏の畑の片づけをし、そのあとミニ耕運機で耕しました。ところが、耕運機を使っている最中に異常にしんどくなり耕運機のハンドルを持っている両手の力が抜けてきました。自分でも???状態で、なんでこんなにきついのか理解できず「一体どんだけ体力が落ちたんだ?」と嘆きたくなりましたが、そのあと理由が分かりました。
なんとこの時の気温が30度以上になっていたんですね。天気は薄曇りだったし、まさか30度を超えているなんて思いもしませんでした。カアチャンの話だと近所の国道沿いの温度計は34度だったそうで、そりゃあまあ堪えるわけだと納得しました。結局、そのあと2時間程度横になって休んでしまいました。
この日は夕方に超人気で予約の取りにくい岡山の某整体院に行くようにしていたので、午後には起きだして頑張って出掛けてきました。県内とはいえ1時間半くらいかかるのですが、途中の山道は台風の風で折れた木の枝が散乱し、車も結構振られて「あっ、やっぱり台風が来てるんだ」と実感しました。
でまあ、昨日は地域の行事で1日が終わりました。行事というのが地域(=学区)の運動会なんです。正直、地域の運動会が残っている地区は、この田舎の市内を見渡してもウチラくらいで、前は市内のどこの地区でもやっていたのが10年内輪くらいにはほぼ消滅しました。
やるやらないについては賛否両論あるのですが、結局はどこの集落も若者がいなくなり(それなりに当日は帰ってきますが)、年寄りばかりでは運動会でもないだろうというのが一番の理由で、その上に今の時代休日を丸1日つぶされたくないという思いも強くなっています。さらに数年に1人くらいはリレーでアキレス腱を切ったとか笑えない事故も起きます。もちろん運動会の後は各集落ごとに宴会ももれなくついているので、結局は夕方まで拘束されます。
実は先週半ばまでは台風のせいで無くなるのでは?と淡い期待をしていたのですがご存知のように金曜から速度が急に上がったので当日はまさに運動会日和となりました。我が家の場合はカアチャンは運動会は無くなるつもりで長女のところに朝から出掛けるように予定を組んでいるは、私は前日に整体に行くような状態でハード目な種目には出場できない状態でしたが、長男が朝電話してきて帰れるというので帰ってきてもらいました。
お蔭さんで他の人の分まで出場させて、私とカアチャンの穴を埋めてもらえて助かりました。これが無ければちょっとひんしゅくものでしたので…。まあ、長男にとっても運動会の会場は一種の同窓会状態で、同級生だけでなく年の近い連中との立ち話に花が咲きそれなりに楽しんでいたようでした。
そんなこんなで、やればやったで、それなりに有意義ではあるのですが、それでも雨が降って中止になって欲しいと願っている人が多いのも事実で、むずかしいところです。それに運動会が中止になっても、各集落で料理を事前に注文している関係で、宴会だけはあるんです(笑)。まあ、これは抜けても文句は言われませんが。
でも田舎は近所との関係が濃いというのがよくわかる例だと思います。これが市の運動会とかいうのなら好きな人が集まるのでいいのですが、地域の集落対抗というのはほぼ強制的に何かの選手として参加なのでサボるわけにいかないので。この濃さが若者が実家を出て、近くの町にアパートを借りて住む原因の一つなんですけどね。
