今日から8月、先週末は訳の分からん迷走台風のおかげで調子が狂いましたが、お陰様でこちらは先日の豪雨の傷をえぐるようなこともなく無事に通り過ぎました。風も雨もほとんど強くならず「あれっ、今この辺を中心が通過中だよな?」と、台風情報を確認するくらいでした。

台風は日曜でしたが、土曜日には嫁さんとバアサンを連れて県庁のある街へ出かけてきました。私はちょっと行きたいところがあったため、その間に2人には買い物をさせておけばまあご機嫌もよろしいだろうと(笑)。

でまあ用事というのはこれ↓に行くためでした。

イメージ 1

ちょっとガラでもないのですが、実はこういうのも結構好きだったりします。とはいえ、それほどのめり込んだ訳ではないので印象派が好き、というレベルのミーハーなんですけど(笑)。10代のころ少し我流で油絵を描いていた時期があるのですが、知らん間にやめてました。

貧乏学生なので、古本屋で画集を買ったりしてましたが、本物を見るような機会は田舎の人間にはまずないことでした。そうした中、鳥取に「松方コレクション展」が来るというのでひとっ走り行って来ました。その時に受けた本物の衝撃というのは今でもよみがえってくるような気がします。特にモネの光の表現、そして黄色に圧倒されたような記憶があります。その時以来モネのファンになりました。でもベタなのでちょっと人前で言うのはちょっと恥ずかしい気がします。今は残念ながら、この時のような感性やトキメキはなくなってしまいました、やはり10代は多感だったんでしょうね。

そういえば、このポーラ美術館展で驚かされたのは印象派の画家作品限定でしたが、何と写真OKでした、びっくり。入場したときやたらバシャバシャやってるのに、職員は何も言わないし「なんでかな?」と思って聞いてみたら特定の展示物は写真を撮ってもいいというポーラ美術館の方針らしく、自分たちも驚いているとのことでした。

そういうわけで、私も何点か写真に収めてきました。モネです。でも写真は写真ですね。
イメージ 3

ついでに隣でやっていたこんなの↓にも寄ってきました。

イメージ 2

田舎で何10年も暮らしていると、いまさら都会のゴチャゴチャしたところに住みたいとは思いませんが、都会にはやはり刺激が多いのは事実です。悪い刺激もありますが、文化的な刺激も多くあります。もし東京で暇を持て余したら上野に行けばいくらでも時間をつぶせるし、東京駅で2時間ほどあればブリジストン美術館というのもありです。

ウチの県には田舎としてはクオリティの高い由緒ある美術館があるのですが、入場料と駐車場がネックでなかなか気軽に行けないのはつらいところです。まあ、好きと言ってもこれくらいで諦める程度.のヤツです。

今年は冬に他界したジイサンの初盆があり、これからしばらくは落ち着かないですね。まだ後片づけも完了しないし、なかなかのんびり生活はできません。