今日はまあ米朝会談一色ですが、まあ意味があることは認めますが、どうせまたのらりくらりとゴールポストが動いていくような予感が…でも案外トランプが力業でそれを許さない可能性もあるかもわかりませんが…いずれにしてもキムジョンウンが今まで何をしてきたかなんてだーれも忘れたかのごとき扱い、オトナの事情とは言えモヤっとしますね。

それとは別に今日は残念なニュースが目に入りました。歌手の森田童子さん(女性です)の訃報でした。これを読んでいる中で「森田童子」が分かる人、ましてデビュー当時にリアルタイムで彼女の歌を聴いていた人ってどれだけいるんでしょうね。まあ何年も後に歌がドラマに使われたりしたので聞けば「ああ」と思う人は少なくないでしょうが、基本的にメジャーにはなれなかった人なんで。その風貌は(公開された写真は)濃いサングラスをかけていて、まるで俳優の松田優作のよう、ところが声は張りのないか細くか弱そうな少女のそれ・・・。

まあ笑ってやってください、なにを隠そう40数年前にそのリアルタイムでアルバムを買って聴いていたヤツがここにおります。森田童子の歌って知ってます?当時の私的にはこれ以上ないほどに「死にたい衝動に駆られるほど暗い・くらい・クライ・・・」でもなんか捨てがたい共感を感じてたんですね(もちろん10代のころの感受性前提です、今なら笑えるかも)。若いころ特有の破滅願望でもあったのかもしれませんです、私も結構波乱万丈でしたので。

デビュー曲、かな?「さよならぼくのともだち」=> https://www.youtube.com/watch?v=_KVuJT3Z3z8&list=RDbYNx1yFdl9k&index=3

当時、根暗系の歌手といえば「山崎ハコ」が有名でしたが、彼女の方が映画「青春の門」に使われたりして森田童子よりはちょっとメジャーだったと思います。

あの頃はちょっと嫌なことがあると「今日は帰って森田童子(or山崎ハコ)を聴いて落ち込もう」というのがマイブーム(?)でしたね(笑)。森田童子の歌=夏のクソ暑い日、冷房なんかない薄暗らくてセミの声がやかましい下宿の部屋で、汗をブルブルかきながら布団の中でうずくまっていたような記憶が…はい、夢も希望も持っていない超ネガティブな若者でした。トオイメ・・・

まあ、これも私には青春の一コマです。ガラにもなくちょっと昔の想い出に浸ってしまいました。5分前の事を忘れるのに、なんで40年以上前のことはよく覚えているんでしょうね?歳をとるということはこういうことなんでしょうかね。

森田童子さんのご冥福をお祈りします。合掌。