もう「関東に行ってました」「関東に行ってました」…のフレーズは飽きたのですが、やっぱりこれしかないんですね。っていうか、4月から今まで、延べで地元に居たのは2週間くらいしかないという状況で…。先週なんか1泊の予定で軽装で出かけたら、そのまま1週間帰れなくなってしまい、やっとこさ昨日戻って来られました。何なんでしょうね、この展開は…。
まあそういうわけで、毎度毎度特割の安い料金の飛行機で往復しているんですけど、なぜか最近JALを使う機会が多くなっています。
というと違和感がある地域の方もあると思いますが、うちのローカル空港はANAとJALのどちらも東京線に乗り入れていて、それぞれ日に5便、2社合わせると1日に10往復東京便があります。さらに新幹線の競合路線ということで、特割を前日までに購入するとほとんど新幹線の料金と変わりません。その上に駐車場が無料なので街中を走ったり、駐車場探しの手間もないため、飛行機はかなりの確率で満席に近い利用状況です。
まあウチの空港の事は横に置いといて、このブログを最初から読んでもらえばわかるのですが、私は33年前にJALにひどい目に遭わされてから、どちらかといえばアンチでなるべく避けていました。でもまあ現実にはそうとばかりも言っていられないので、必要があれば使うというスタンスでしたが、この1年ほどはかなりJALに乗る機会が多くなっています。おかげで何のメリットもないけど一応一クラス上のマイレッジステータスになりました(特割でこれはかなりすごいかも?)。
そのJALを使う頻度が高くなったことで、JALにぜひ一言文句を言いたいことというか早期に改善をして欲しいことが一点あります。そういうわけで、今回はあえて社名を伏字にしていません。文句と言っても多分関係者の人はよ~く分かっていて、何とかしたいのはやまやまなんだけど諸般の事情でやりたくてもできない、というのが実情ではないかと推測するのですが。まあいくら文句を書いてもこんなしょぼいブログなんて検索にも引っ掛からないと思いますが(苦笑)。
さて本題です。仕事柄どうしても荷物の量が増えるため、ほぼ毎回荷物を預けるのですが、問題はここなんです。JALの羽田の荷物の預け入れカウンターでは1-2年前からセルフで荷物のチェックインをする機械が導入されています。とはいってもタグを自分で荷物にくっつけた後は、再度有人のカウンターに預けるために列に並ぶ必要があります。でまあ、このチェックイン機が2台セットで8-10台並んでいるのですが、まずこのセクションに入るために並びます。次に番が来たら空いているチェックイン機で手続きをして、その奥にあるカウンターで手渡して終了です。

自動チェックイン機の列。あまり混雑していない状況ですが、これでも中が詰まっていて新たに入る人は結構待たされています。写真では分かりにくいと思いますが、奥にあるチェックイン機は何台も空いてます。

ここで何が問題かというと、知らない人にはわかりにくいと思いますが、チェックイン機で手続きを終えてカウンターに渡すための列が2本できている(係員が誘導している)のですが、カウンターで手間が掛かり過ぎて、このチェックイン機後の列がオーバーフローしていて奥半分のチェックイン機を塞いでしまい、列の向こうに空いているチェックイン機が何台もあるのにも拘らず、新たにチェックイン機のセクションに入るための列に待っている人が中に入れない状態になっています。
従いしばらく見ていてもチェックイン機が常時稼働しているのは手前の4台ほどで、後は私みたいに「奥が空いてるから入らてせてください」というスタンスでさっさとカウンター待ちの列をかき分けて入って行く人がいない限り奥の機械は何台も遊んでいます。でも第一の列では番が来るまでは待たないといけないのであまり差はありません。時間帯もあると思いますが、私の場合午後早い時間帯でも最終便に近い時間帯でもいつもこの状態になっています(写真のように混雑していない方がまれなケースです)。
この原因はいくつかありますが、第1はチェックイン機と有人の預け入れカウンターが横に並列に並んでいて距離が近すぎる。そのためカウンターの列がチェックイン機を塞いでしまい稼働率が半分となっている。第2に有人カウンターがただでも少ないのに、その全てには係員がついていない。第3にチェックイン機が横に並んでいるのに、それを係員が誘導して縦2列にまとめている上にその列が長くなりすぎて、その後尾がチェックイン機待ちの列まで達してしまって、新しい人が中に入れなくなっている。まあ機械の配置を見直し、列のスペースを大きくする以外手はないでしょうね。
とまあ、勝手に推測しているのですが、取りあえず言ってしまうと「あまりに無駄が多すぎて、直接有人のカウンターに並んで手続きをする方がよほど早い。いったい何のために機械を入れたのか理解不能。迷惑だから元に戻してほしい。」という状況です。事実、昨日で言えば乗客を係員がチェックイン機にばかり誘導するため、隣の有人チェックインカウンターはがら空きで2-3人しか待っていませんでした。私の後ろの荷物をたくさん持った老人の方に気の毒なので「あっちにいた方が早いですよ」と勧めてあげました。慣れない人はあちらに行ってはいけないと思っている人も多いようです。私の場合、事前に席を取っていない場合はさっさと向こうに行きます。というか席を確定していないとチェックイン機は使えないのに、そのあたりの事情はお構いなしにこちらに誘導するから、カウンターで手間取る大きな要因の一つになっています。
これがライバルのANAはどうかといえば、荷物のチェックインはこちらも自動になっているうえ、預け入れまでの全ての工程が1台の機械で完結できるようになっています。機械台数も多く、ほとんど待つ必要がない上に手続きも簡単で、初めて使ったときにこれは便利になったな、と感心したものです。その後でJALを使ったときに、これは進化ではなく退化だと感じました。これは現場で働いている人はよく分かっているでしょうし、もうそろそろ何か手を打ってもいいころでは?それもできない体質のようではまた国民に迷惑が掛かることになりかねませんね。せっかく機内Wi-Fiの充実などANAよりも頑張っているなと見直す気分になっているのに、肝心の羽田がこれでは笑ってしまいます(33年前の恨みは別にして)。