一昨日の夜まで出張していたと書きましたが、家に帰ったのが22:30を少し回ったくらいだったでしょうか。なにげにテレビを付けたらビートたけしと安住アナの出るニュース番組をやってました。そしたらうちの県の日生(ひなせ)港の蠣の話題になりまして、どういうわけか知り合いがインタビューに出てました。そういえばあっちの方で仕事をしていたなあと懐かしく見ました。

でまあ昨日の朝起きて、何となく蠣を食べたいなという気になり日生港に買いに行こうかと思ったのですが、起きたらちょこちょこと用事をいわれて、時間的にきつくなってきたため諦めることにしました。そしたらテレビで今度は映画の話をやっているのを見かけまして、アカデミー賞にLA LA LANDがうんたらこうたらと。

LA LA LAND・・・エルエー エルエー エルエーでロサンゼルスが舞台なんですよね。映画の一シーンが流れているのをちょこっと見ると懐かしいグリフィスパークだったりと、何となく30数年前の記憶がよみがえってきました。

そういうわけで、日生の蠣は諦める代わりに米子に映画を観に行くことに決定。ただし、一人だと高くつくので嫁さんを連れていくことに(50歳以上の夫婦だと一人1100円)。これもまあ、それほどケチもつかずにスムーズに事が運んで午後の上映を無事に観て帰りました。

確かに評価が高いだけあって面白い映画でした。何も思想的なことなんぞ描いておらず、ハリウッドで夢を追いかける男女のほろ苦い恋愛を織り交ぜたわかり易い(ラストはちょっと違うけど)内容で、単純に楽しめました。あまり重いものより、今の私にはこのくらい軽い方がありがたいので、選択は正解でした。

舞台はロサンゼルスとはいっても主にハリウッド、それもノースハリウッド(山の北側方面)が主体なので、グリフィスパーク以外はそれほど懐かしいところは出なかったんですが、主人公のセブが一人で夕暮れの桟橋を歩くシーン、たぶんあれは私がよく行っていたマンハッタンビーチの桟橋ではないかと(背景の右端の小山から)想像します。このマンハッタンビーチに夕方に行って太平洋に沈む夕日を見ながら日本に思いをはせた時期もありました(トオイメ)。

まあ、そういうわけでlLA LA LANDおすすめです。単純にキュンとなりたい人はぜひ観てください。

追記:
訂正です。後でLAの地図を見ていたらマンハッタンビーチの桟橋の先に今は小さな水族館ができているようです。映画のシーンの桟橋には何もなかったので、一つ南のハーモサビーチの桟橋が正しいと思われます。30年も経てばいろいろと事情も変わりますよね。