既に2週間前になってしまいましたが、先々週の土曜日(14日)に我が家恒例の出雲詣りに行ってきました。この日は先週の半ばまで続いた寒波の初日で山間部は大雪でした。県境の山を抜けて米子までは大吹雪で数十メートル先は見えない状態の中、怖いからやめようという嫁さんをしり目に「出雲は雪が積もらないので、山さえ越えれば大丈夫」という私の意見で強行しました(笑)。
結局米子を過ぎたら路面に雪はほとんどなく、出雲までは結構激しく降ってはいるものの特に問題はない状態でお参りできました。とはいっても積もらない分、風が強くてかなり寒い日でした。でもお陰様で1月の週末としては考えられないくらい人が少なく、というかオフシーズンでもこれだけガランとしているのは珍しいくらいでした。人が少ないと何がありがたいかといえば、拝殿での祈祷に時間が掛からないので、お参りが終わればすぐに帰れるんです。
今回は嫁さんと次女と3人だけだったので、参拝の後初めて大社前に整備されたご縁横丁を少しだけ散策してみました。今までは年寄りを連れていたので、あまり時間を取ることができなかったのですが、天気も天気だしもう長距離を出掛けられなくなったので家に置いてきました。まあ、次女がどうしても「良縁祈願」をしたいとわざわざ戻ってきたのも猛吹雪の中の強行軍の理由なんですけど(笑)。

こう見えてもかなり雪が舞い、風はビュービューでした。


本殿神門

素鵞の社。裏手の軒に頭をぶつけました、何か怒られたのかも???
それから後、先週半ばまでの10日間くらいは断続的に雪の日が続き、先週の頭には全国ニュースでも大きく取り上げられた鳥取の大雪につながりました。お陰様でこの2週間は私も雪具合を確認しながら、家を出る時間を30分から1時間くらい早める日が続きました。路上に一人しかいないのなら降ろうが降るまいが関係ないんですけど、ちょっとした雪や凍結でも信じられないくらいゆっくり行く車がいるんですよね、これが。こんなのに引っ掛かったらすぐに20-30分くらいは食われるので仕方ないんです、ハァ。雪が多い地域だと、地元の人にはそれほどひどい車はいないんでしょうけど、うちの辺りは中途半端なんで、下手するとスノータイヤを付けないのもたまにはいるため要注意です。

それにしても鳥取県というか、中国山地全体なんですけど、先週末から前半はかなり降りましたね。米子道の閉鎖につながった多くの車が立ち往生した場所も、実は私の実家の近所で、県境をまたぐとはいえ隣の集落になります。あの場所は全国の高速道路の中でもめったにないくらいの急坂で2-3キロ一気に登るところなので、先頭がゆっくり行ってしまうと何台か後は止まってしまうため、いったん急坂で止まったら4WD以外はまず発信できなくなります。その上に1車線なので前を塞がれ、後ろにもつながるとどうしようもなくなります。よくもまあ、似たような事態が開通して20年近く起きなかったものだと思います。それほど今回の雪はドカ雪だったというのが正しいのかもしれませんが。
昨日実家に顔を出したんですけど、路面の雪はだいぶ解けているものの、周囲はまだまだ当分どうしようもない状態です。この冬は雪が遅くてクリスマス・正月・成人式とスキー場のかき入れ時の大事な連休には全く降らず、どうでもいい時に一気に降って、逆にスキー客も来られないというのもなんかいやらしい天気ですね。