相変わらず毎週関東に1-2回行ってます。今週は後半から1週間以上の滞在になりそうです、ヤレヤレ。

話は変わりますが、今日は朝から非常に貴重な体験をしたので皆さんにも知ってもらいたいというか、注意喚起をしておきたいと思ったので書くことにしました。

今朝はそこそこの雨が降っており、7時半ごろとはいえ半数の車はライトを点灯しているような薄暗い状況でした。そんな中渋滞とまでいかないけれど、ちょっとゆっくり状態の中通勤のために走っていたのですが、とある交番の前に差し掛かったところ「止まれ」の赤い旗を持った婦警さんが私を指さして交番の駐車場に誘導するではありませんか。

一瞬考えたものの、スピードも30-40キロ以下だしシートベルトもしているし「おかしいな?」と思いながら車を停めました。「何?」と尋ねたら「携帯を見ながら運転したら危ないですよ」というではありませんか。もちろん携帯なんぞ触ってもいないし明らかな間違いですが、理由はすぐにピンときました。

実は私はそのとき朝飯のパンを食べていたんですね(笑)、つまり婦警さんが路上の私においでおいでをしている時も右手にはパンを持ったままで、停車して窓を開けた時も右手にはパンが…。 まあ婦警さんは何も悪くないのですが、交番の10mくらい(?)手前に隠れて見ていた別の警官が右手にパンを持っている私を携帯を持っていると誤認してしまったわけです。

まあ当然のことながら携帯なんぞ見ても触ってもいないし、右手にはパンを持ったままなので「どっからどう見ても見まちがいでしょ」と文句を言いました。それでも疑ってるんで、ついそこで見ていて10-20mの間(30-40キロで走っていれば一瞬)に仮に私が取り締まりに気が付いたとしてもあなたが私の車を見る前に右手のパンと携帯をすり替えるなんて無理だと思うけど、といったのですが相変わらず疑っている様子。

でもまあ常識的に考えればこっちの言い分の方が筋が通っているのは分かってはいるようにも見えました。で、彼女が携帯はどこにありますか?と聞いてきたので見せたのですが、これが決定的でしたね。たぶんシートの下とかに隠しているのかも?と考えていたのでしょうが、残念ながらズボンのベルトにつけた小さなウェストポーチの中に入れていたのを見せてあげました、それもその時にドアを開けたうえで(雨が降っているにもかかわらず)彼女に見えるようにポーチのファスナーを開けて、です。

まあ想像してもらえばわかりますが(笑)、100キロ級の私が軽自動車に乗ったまま腰の右側にあるウェストポーチを右手を使ってファスナーを開け、携帯や他の中身を出し入れするのってかなりきついんです。というのも体とドアの隙間がなく右手が思うように動かせない上に、ちょうどシートベルトの付け根がかぶさっているんですね、ポーチに。実際この作業は車を停めていても結構手間がかかります。従い仮に私が携帯を触っていたとして、取り締まりに気が付き慌てて携帯をポーチにしまい、さらにファスナーを閉じたうえで改めてパンを右手に持つという行為が数秒間でできるわけがないのです。

まあこれはどう見ても勝ち目がないと思ったのでしょう、道路を監視している別の警官のところに行って何やら相談してましたが、戻ってきたら「じゃあ行っていいです」と言いました。ついでにいうとこの時に見ていたら監視役の警官は誘導役の婦警さんから10mも離れていませんでした。まあ停車して窓開ける手にパンがあった時点で内心は「相方がやっちまったぜ」と思ったのではないかと思うのですが。で、まあ「行っていいです」と言われて逆にムっときまして、穏やかな口調ではありますが「勝手に見まちがって、クソ忙しい通勤時間に無駄な時間を食わされた上に冤罪で捕まえかけたんだから、ごめんなさいくらいは言ってもいいんではないかい?」と言ったら一応「すみません」とは言いましたがあまり気持ちは入ってなさそうでした(笑)。

でも今回はたまたまパンを食べている時でしたが、これが最後の一口を口に入れた瞬間だったら、止められた時点では右手には何もないわけです、まあモグモグはしてるでしょうが。そうなれば反論も説得力を欠くわけで、あちらさんもそう簡単には引き下がらないと思われます。婦警さんとの会話の中で「携帯を見ているのを見た、と言われてもこちらは携帯を見ていないと証明するのは無理だし、取り締まりの時には写真を撮っておいてくれ」といったのですが、「写真は撮られないんです」と言ってました。でも高速の上では撮りまくりなんですけど、と思ったのですが長くなるのでこれ以上言いませんでした。

まあ何とか遅刻しなかったので良かったのですが、えらい迷惑な話でした。でも、たとえ軽微な道交法違反とはいえ、これで切符を切られたら立派な冤罪です。そうなると正直笑い話では済まなくなります。岡 ○県警さん同じ過ちを繰り返さないようによろしくお願いしますよ(我が家の事情を知っているそこのあなた、決してここに突っ込まないでください、私もビミョーな気持ちなんですから…苦笑)。

まあこちらに反証の手段がない以上、後で確認ができるようにビデオで連続動画を撮るくらいはしてほしいですね。静止画だと当然一台ごとに撮っている余裕はないでしょうが、動画なら設置しておくだけだし、肖像権なんてHシステムやNシステムが堂々とあるくらいなんで気にするはずもないだろうし。それと今日のように雨が降っているうえに薄暗い時には誤認しやすいのでこういう取り締まりはするべきではないでしょうね、お互いが不幸です。最近の車は中が暗くて普通に昼間でも対向車のドライバーの顔すらよく見えないのですから。実際「秋の交通安全運動」期間中であちこちでいろいろな取り締まりがバンバンあるし、こちらも十分注意して運転しなければなりませんが、一方的な冤罪では手の打ちようもないので、もし警察の方でこれを読んでいただいた方がおられるならばぜひとも再発しないように気を付けてください。せめて誤認のリスクをミニマムにし、お互いが納得できる証拠を提示できるようにしたうえで取り締まりをするようお願いします、ね。