このたびフランスで発生したテロ事件の犠牲者に対し、心からのお悔やみとお見舞いを申し上げます。
 
このところ業務の関係でフランスとのやり取りも多く、お互いに人的な交流もあるため今回の無差別テロ事件に対してもどこか遠い海の向こうの事件というほど気持ち的に割り切れません。同時にI Sの犯行となれば、今後日本も含めて多くの国で似たような事件が起きることも考えなければけないのだろうと思います。対策をとってもイタチごっこになるだろうし、面倒な事態が続きそうですが、各国が協力して抑え込んでいかないとどうしようもないので、早く何とかしてほしいと思います。
 
 
 
さて本題ですが、ガソリン戦争などと大げさなタイトルなんですが、かなり本気モードなんでこれがいつまで続くのかというのが長距離通勤者としては最大の関心事です。
 
ウチらの地域というのはガソリン価格でいうと、経験的に言って全国的平均より少し高い方だと思います。かつては全国でも最も高い地域の一つでしたが、この数年若干下がってきました。とは言っても全国を歩くと驚くほど安いところ(主に都市部)があり、ウチの県でも県南に行けば平均で5円以上安くなります。
 
10年くらい前、セルフのGSが普及し始めたころ、地元のあるGSが突然安売りを始めたら、周囲の別のGSも値下げで対抗、さらに元のGSが値下げ…と気が付いたら全国放送でも取り上げられる程の安売り戦争になっていました。でも1-2カ月で手打ちがあったようで、ある日突然すべてのGSの価格が同じになり、それ以後先週までどこも同じ日に同じ金額だけ変わるという完全なカルテル状態が続いていました。
 
去年のことですが、ある全国的な自動車用品店が出店してきました。なんでこんな田舎に進出してきたのかというのもある意味不思議なんですが(すでに1軒別の店があり、人口的には十分)、その店が1ヶ月ほど前から駐車場の一角にGSの建設を始めました。まあそれが先週末にオープンしたんですけど、レギュラーが現金で125円となっていました。それまで私の使っている大手系列のGSでセルフが132円(系列カード価格)でしたから、一気に7円安売りになったわけです。
 
これが2日前に私が行きつけのGSで入れたらカード価格で122円だったので「あれ、また下がった?」と思ったら価格表示が出てませんでした。そのままカー用品店の前を通ったらなんとまあ現金で119円になってました。まあ、消費者としてはありがたいんですけど、既存のGSも大変でしょうね。ただ今まで露骨なカルテルに安住してきたつけが来たといえばその通りなんで、いろいろな工夫をして消費者を呼び戻す努力をして欲しいと思います。
 
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レギュラー119円自体は驚くほどの安値ではないし、関東近郊やあちこちでは普通に見かける金額なんで、戦争を仕掛けた方はもう一段くらいは下げてくるのではないかと思います。ただ、ある程度実情も分かっているので、私の想像では既存店側は途中で競争から「いち抜けた」をするのではないかと思います。
 
その時の価格的にはせいぜい県南レベル(125円前後)程度が落とし所ではないかと想像してます。まあ田舎のGSはガソリンばかりではなく、灯油や重機用軽油の配達とか洗車・メンテと固定客がある程度決まっていて余り一見客がいないのと、私のように提携カードで夜遅く立寄らざるを得ない人間もいるのであまり無理はしないだろうと思います。いずれにしても既存店も食べていける範囲で安値安定でお願いしたいものです。