さっきニュースでホンダの新型フィットのことを特集してました。今日発表だったんですね。
いまやハイブリッド車や軽自動車の燃費は30km/l(08モード)以下だと「燃費わりーよな」といった時代になってしまいましたね。私のミライース4WD(モード燃費27km/l)、つい数日前に走行距離6万キロに達しました。丸2年近く乗ってきましたが、いまのところ燃費はそれほど落ちてません。
通勤往復110キロ弱、約30キロの高速走行もあるという条件で、春と秋でエアコンを使わない時期だとリッターあたり約24キロ前後、冬場のスタッドレスタイヤ装着時と、夏場のエアコン使用時には22キロ前後と約10%落ちます。まあモード燃費の80から90%前後なんで、こんなもんかなと。
ではモード燃費が35キロのクルマだと平均的な実燃費が31-2キロは出るのかというと、実際に乗っている人の話を聞くとそれほどでもないような印象を受けてます。結局燃費なんて走行条件での差が大きすぎて、アクアに乗ってても22キロくらいというのもいればプリウスで25キロくらいというヤツもいて人(クルマ)によって様々です。
ウチのミライースでも条件がよければ30キロくらいは出ることもあるわけですが、現実にはそんな乗り方ばかりをしているわけにはいかないというか道路には他のクルマもいるので、独りよがりの運転ばかりはしていられませんからね(でも、最近これをやる人が増えてきているような気もしますが・・・)。
モード燃費というのは目安なんで、そこばかりに気を取られて買うと後でがっかりすることもあろうかと。したがって、発表前の新型を買うのでなければ、買った人の意見や実燃費をよく調べて選んだほうがいいと思います。ハイブリッド以外の選択肢というのも案外あったりしますから。余り距離を走らない人ならベースになるガソリン車を買ってハイブリッドとの値差(20-30万円以上)を装備の充実にまわしたほうがより満足度が上がる場合もあるし。
私のような通勤条件なら、新しいフィットやアクアといった超低燃費ハイブリッド車に乗ればかなり元が取れるんですけど・・・けど、金がないという現実が。で、そこに来る選択肢として軽の低燃費車。でもこれの最大の弱点は、運転する喜びというヤツがないということでしょうか。そういう意味ではちょっと燃費は落ちてもターボ付きの軽(1300ccクラスのクルマより高い)が欲しくなったりするんですね、これが。ホント、人間てわがままですね。
それにしても新型フィット、かなりいいらしいですね。走りもしっかりしてるし、ハイブリッドでなくてもマツダのデミオスカイアクティブ以上の燃費とか。それに、ハイブリッド車に4WDが出るそうで、私的にはこれが最も評価すべき点です。これでトヨタさんもアクアとかプリウス4WDを出さざるを得なくなりますね。もう気がつけば冬が近いんで急いでくださいね。後はフィットHVの実燃費がどのくらいになるか、これによって流れが変わる可能性大ですから楽しみです。
わたしゃミライースにあと3-4年以上(20万キロ前後)は乗らないといけないので、その後に買う車がどのくらい進化してるのかということが大事なんで、メーカーさんには今の段階でドンドン進化しておいて欲しいわけです。そうすれば新車でなくても中古車を買ってもかなり選択肢が増えるので楽しみです。
ノンHV車にもがんばって欲しいですね。でも、できればアイドリングストップがなくても燃費が良い、というのが希望です。アレは交差点の右折時には怖いですよォ、何度冷汗をかいたか・・・。減速時時速7キロでエンジンが止まるというのも案外怖いですヨォ、まして9キロとか10キロなんて、個人的にはやめて欲しいレベル。ただし、エンジン再始動が瞬間的にできればOKなんですけど、実際に使ってみると再始動0.4秒とかは状況によっては結構長いものです。まあ、どうせすぐには買えんから3-4年後でいいですから(笑)。