冬場は国内移動のために冬支度もいるし、荷物が増えるので面倒です。車で直接空港まで行くときは、駐車場と空港の間のことだけ考えれば済むけど、今回のように高速バスを利用するとかなり厄介でした。
で、まあ、南方の国といっても現地の人との接触は全くなくて、面倒を見てくれる代理人もお客さんも皆中国人の華僑で、いつも回りは中国語が飛び交ってます・・・・これがまたよく喋る奴らばっかりで。
連中ばかりで喋りはじめると一人取り残されてつまらんので、たまに「Speak Japanese! ってか、これも日本語とちがうし・・・」と言ってやらないと止まりません。悔しいから時々日本語で「お前らナニ盛上っとん?ぜんぜん分からんし」とか日本語で聞こえよがしにぼそぼそいってやります・・・イエ、何の反撃にもなりませんが。
代理人はチョット訛りはきついけど、英語自体は私よりは上手いです、お客さん側はマネージャーもメカニックも英語はあまり上手く喋れません。といってもこちらの言うことは大体理解出来ます。従い、彼らの間の会話は中国語が中心になるのは仕方ないですが、それを見ていてあることに気がつきました。
ここからちょっとややこしい話になります。
どうも代理人とマネージャーが話してるときにはメカニックの方はあまり会話に加わらないのに気がついたんですね。で、よく聞いてみると、中国語といっても私の前で数種類の中国語が交わされているというのが判明しました。
代理人はマンダリン(共通語のようなもの、らしい)と福建語と広東語と客家語(あまり耳にしませんが)が話せるらしいのですが、マネージャーは福建語とナンやら語、メカニックはそのナンやらとマンダリンが話せるのだそうです。
従い、代理人とマネージャーは福建語、代理人とメカニックはマンダリン、マネージャーとメカニックはナンやら語・・・そんで私が加わると英語、と非常に複雑な会話が交わされていました。でも、それぞれ話せない言葉でも聞き取るのはできるそうで、話の内容は分かってるらしいです。
私にいわせれば、皆華僑とはいえ、彼の国で生まれ育って現地語が話せるんだから現地語を使えばいいのに、と思うのですけど・・・ここがまたいろいろと複雑な心理があるみたいで、まあ話がややこしくなるのも面倒なんで深く追求しませんでした。
ついでに言えば、代理人が嫁さんと電話で話してるのを聞いたら、明らかに違う中国語だと分かったので尋ねたら広東語だそうでした・・・まあどうってことないというか、関係ない話なんですけど、チョット面白いと思った話です。
写真の1枚目は現地の空港で見かけたハマーのリムジン。暗くてよく分からないと思いますが、長さは日本のバスくらいありました。向こうの金持ちはこれでもか、というほどの金持ちが多いので不思議とは思わないけど、こんなもんどないするんやろ?というのが正直なところですね。2枚目は空港のゲートそばにあるバーガーキング。必ず食べてから飛行機に向かいます。ごちそうでもてなしてやろうという気持ちはあり難いけど、どうも口に合わない料理(凝った高そうなやつや得体の知れなさそうな・・・)ばかり食わされていると、こんなジャンクフードが本当に美味く感じてしまう、根っからの貧乏人の自分が悲しい・・・。