先週山梨から帰った翌日に山口へ出張。予定が早まり金曜日にもどったのですが、土曜日に別の山口県のお客さんの機械がダウンしたとの電話。
運悪くその電話を取ってしまったのが誰あろう大あんごうさん・・・ついでにトラブった部品というのが在庫切れで、そのメーカーは既にその日から正月休みに入っていて連絡がつかない・・・ちょっと気が遠くなりそうでした。
どのみち土曜日なので事情は同じだったんですけど、こういうときに大きなメーカーは融通が利かないので困ります。大体こういうことがあるときに限って週末とか連休とかで身動きがつかなくなるもんですね、不思議と。
何の業界かは内緒ですけど、食品関係で365日操業しているところが多いので、こちらもそれなりに休みがあったり無かったりというような仕事です。
そういうわけで、この忙しいときに正月明けまで部品がありませんから直せません、という会話が成り立つはずも無く、部品の在庫切れという言葉に逆上するお客さん。他人事のような危機感の無い部品管理部門の担当者。おのれらが在庫管理をちゃんとやっときゃ、部品送りますで済んだ話だろうが!と思えば情けなくなりました。
とりあえず、お客さんの話を確認しながら似たような部品をかき集めて現地で何とか切ったり貼ったりすれば応急処置は出来ると判断。午後遅くになって高速・一般道を含めて300キロチョイのところを3時間程ですっ飛んで行きました。高速道路で100キロを1時間で走ろうと思えば、時速100キロキープで行けると思うのは大きな間違いで、大体120-30キロ平均で走ったつもりでやっとこさですが、まあ後はご想像にお任せします。
到着して早速状況を確認、とてもその場しのぎでは直すことは不可能と判断。しばらく途方に暮れましたね。その間もお客は怒り続けてました・・・なんで部品の在庫が無いのかと・・・えーかげんしつこさに頭にきてたので、怒鳴り返しそうになるのをこらえるのがやっとこさでしたね。
ま、いつまでも途方にくれているわけにも行かず、最善の方法は何かを考えなければいけません。とりあえず一旦会社にもどり、別の部品をバラして機械加工をして代用すれば何とか正月くらいはしのげるだろうと判断。それから忘年会真っ最中(そう、私は会社の忘年会目前に緊急出動してました)の会場に電話して、翌日の日曜に工作機械の職人さんに会社に出てきてもらえるよう交渉を開始。何とか了解を取り付けたら、壊れた部品を持って帰らないといけません。
そんなこんなで、土曜日の夜に一旦もどり、日曜日の朝からここをコンマ何ミリ削って、とかいいながら組んではバラシを繰り返してやっとこさでものになる状態に仕上げ、昼前に再度山口へ出発。
機械はめでたく直りまして、お客さんもひと安心。それでもまだ部品の在庫切れをブツブツ言ってましたけど・・・。まあ、普通の人なら↑のような動きをすればかなり感謝されるだろうと思うでしょうが、部品さえあれば半日で済んだロスを、無いがために1.5日ロスしたということで責められる、というのが我々機械屋の現実です。ま、中にはこちらが恐縮するほど感謝してくれるお客さんもありますけど。
そんなわけで、金曜日・土曜日・日曜日と山口出張3連発の巻でした。いい加減くたびれたのと、今日は予定が入ってなかったので代休で休んでやりました(笑)。どのみち31日にも仕事が入ってるし・・・。
運悪くその電話を取ってしまったのが誰あろう大あんごうさん・・・ついでにトラブった部品というのが在庫切れで、そのメーカーは既にその日から正月休みに入っていて連絡がつかない・・・ちょっと気が遠くなりそうでした。
どのみち土曜日なので事情は同じだったんですけど、こういうときに大きなメーカーは融通が利かないので困ります。大体こういうことがあるときに限って週末とか連休とかで身動きがつかなくなるもんですね、不思議と。
何の業界かは内緒ですけど、食品関係で365日操業しているところが多いので、こちらもそれなりに休みがあったり無かったりというような仕事です。
そういうわけで、この忙しいときに正月明けまで部品がありませんから直せません、という会話が成り立つはずも無く、部品の在庫切れという言葉に逆上するお客さん。他人事のような危機感の無い部品管理部門の担当者。おのれらが在庫管理をちゃんとやっときゃ、部品送りますで済んだ話だろうが!と思えば情けなくなりました。
とりあえず、お客さんの話を確認しながら似たような部品をかき集めて現地で何とか切ったり貼ったりすれば応急処置は出来ると判断。午後遅くになって高速・一般道を含めて300キロチョイのところを3時間程ですっ飛んで行きました。高速道路で100キロを1時間で走ろうと思えば、時速100キロキープで行けると思うのは大きな間違いで、大体120-30キロ平均で走ったつもりでやっとこさですが、まあ後はご想像にお任せします。
到着して早速状況を確認、とてもその場しのぎでは直すことは不可能と判断。しばらく途方に暮れましたね。その間もお客は怒り続けてました・・・なんで部品の在庫が無いのかと・・・えーかげんしつこさに頭にきてたので、怒鳴り返しそうになるのをこらえるのがやっとこさでしたね。
ま、いつまでも途方にくれているわけにも行かず、最善の方法は何かを考えなければいけません。とりあえず一旦会社にもどり、別の部品をバラして機械加工をして代用すれば何とか正月くらいはしのげるだろうと判断。それから忘年会真っ最中(そう、私は会社の忘年会目前に緊急出動してました)の会場に電話して、翌日の日曜に工作機械の職人さんに会社に出てきてもらえるよう交渉を開始。何とか了解を取り付けたら、壊れた部品を持って帰らないといけません。
そんなこんなで、土曜日の夜に一旦もどり、日曜日の朝からここをコンマ何ミリ削って、とかいいながら組んではバラシを繰り返してやっとこさでものになる状態に仕上げ、昼前に再度山口へ出発。
機械はめでたく直りまして、お客さんもひと安心。それでもまだ部品の在庫切れをブツブツ言ってましたけど・・・。まあ、普通の人なら↑のような動きをすればかなり感謝されるだろうと思うでしょうが、部品さえあれば半日で済んだロスを、無いがために1.5日ロスしたということで責められる、というのが我々機械屋の現実です。ま、中にはこちらが恐縮するほど感謝してくれるお客さんもありますけど。
そんなわけで、金曜日・土曜日・日曜日と山口出張3連発の巻でした。いい加減くたびれたのと、今日は予定が入ってなかったので代休で休んでやりました(笑)。どのみち31日にも仕事が入ってるし・・・。