今日は振替え休日でした(その２・・・新型インフルエンザでマスクが売り切れ！)

今日は代休で休みだったというのは前の記事に書きました。で、美保基地を出ようとすると携帯が鳴りました。相手は知り合いの兵庫県内にある某食品関連会社の社長で、従業員に着けさせるマスクが手に入らなくなってしまったので、県内のあちこちに行ってマスクを探し回っているが手に入らず、全国の親戚や知り合いに電話してマスクが手に入らないかと頼んでいるところだとのこと。

兵庫や大阪では新型インフルエンザの患者がかなり発生しているので品切れもあるだろうが、鳥取県なら問題ないだろうと簡単に考えていたところ、実際には米子市内で１０軒近くの店に行ったのですが、どこも売り切れ！　｢えっ、うっそ～｣の世界で、私の認識が甘かったと反省しました。

多くの店で、入る前から｢マスク売り切れ｣の張り紙が目に付く始末・・・いろいろ聞いてみると月曜日から一気に売り切れ状態になったそうです。

試しに大阪で歯科衛生士をしている娘に連絡して、業務用のマスクを出入り業者を通じて入手できないかたずねたところ、それどころか歯科医院で使うマスクの手当ても困難な状況で、当面は何とかなるがこのまま続けば大変だとの返事・・・親としてはインフルエンザより怖い病気もあるので、この方が心配です。ちなみに娘によると今国内でマスクが手に入るのは沖縄くらいだと言われているそうで、大阪の中心部の駅ではマスクをしていない人が１-２割程度で逆に目立つそうです。

昨日羽田空港から戻ったのですが、羽田空港ではマスクをしている人もいることにはいてもせいぜい全体の２割程度で、ほとんど緊張感はありませんでした。でも昨日都内で患者が出たので、たぶん今朝からは東京でもマスクは手に入らない状態だろうと思います。

用心には越したことがないと思いますので、後で笑い話で済むくらいのほうがいいのだろうということはよく理解できるのですけど、ある程度新型インフルエンザの詳細が分かってきて、弱毒性ということだそうなので、それなりに現実的な対応にシフトして行かなければ仕方がないだろうなと思います。それとマスクを買い占めてネットのオークションで値を吊り上げているケースもあるように聞いていますので、これはこれでどうかな～、きっといい死に方しないぞぉ～、などと思ったりします。

幸いに今のところ国内では重症患者が出ていないから言えるのですが、強毒性の鳥インフルエンザの危険性がささやかれて久しい今、今回の新型インフルエンザのケースがある意味で絶好のシュミレーションとしての役割を果たしているという一面も否めないのではないかと考えたりしています。

まあ、そういうわけで意地になってマスク探しをしていたら、観ようと思っていた映画の時間も過ぎてしまいました。せっかく木曜日は男性が１０００円の日だったのにと思いましたが、別に観なかったからといって誰が困るでもなし、ここは人助け優先と思ったのですが、結局は残念な結果に終わりました。