




それにしてもまだ残雪のある田舎から赤道直下の国に来ると暑さが堪えますね。実際には暑いというより湿気がひどくて、汗かきの私はズボンまでびっしょりです。帰ったらきっと風邪をひくと思います。赤道直下なので、日が登るのも沈むのも1年を通してほぼ7時ごろです。
今回が2回目のマレーシア訪問で、初めて来てみるまでは後進国というイメージがあったのですが、案外進んでいる国です。それとあちこちで学校が目に付きます。これは教育に力を入れている証拠で、いずれは侮れない存在になるのではないかと思います。基本的にはモスリムの国なのですが、経済の実権は華僑の中国人が握っているので、酒なども自由に手に入り(ちょっと高いようですが)、余りモスリムの国にいるという実感はありません。でも朝は7時前から街中にコーランが流れてました(ホテルの19階でもハッキリ聞こえました)。
私の仕事のサポートをしてくれているのも華僑で、お客さんも華僑です。そういうわけで食べ物は全て中華料理です。中華料理(客家(ハッカ)料理だそうです)といっても、どれもスパイシーで辛いのですが、味は結構イケます。ただ連中が面白がってちょっと変わったものを食べさせようとするので少し難儀してます。箸は頼まないと出てきません。どこに行ってもフォークとスプーンが出てくるのですが、それを洋食のナイフとフォークの様に使って食べます。これにはちょっとだけ違和感があるのですが。
とはいえ、味は悪くないので何でも来いで食べてますけど・・・余り何の料理かは追求しません、どうせ聞いても英語の訛りがひどくてよく聞き取れないし、聞き返すのも面倒で・・・取りあえずにっこり笑って「I will eat anything, I trust you guys」で済ましてます、ハァ~。でも後からこっそり正露丸は呑んでます、氷とかはヤバイし。
そういうわけで、なんだかんだと何とかやってます。でも仕事の方は一人で来ると責任が重大で、これを帰ってからどう料理しようかと思うと気が重い・・・
写真は
1枚目:乗って行った飛行機を関空で撮りました、まだ新しい777です。
2枚目:昼飯の機内食、エコノミーなんでこんなもんです。ちなみにビーフストロガノフでした。
3枚目:マレー半島東海岸に差しかかったところです。南方の雲は日本で見る雲と違いますね。
4枚目:泊まっているホテルの部屋の様子。広さはアメリカのホテル並みです。
5枚目:部屋(19階)から見下ろした朝のマラッカの町。町並みの先に見えるのがマラッカ海峡です。